Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/b92e51cda5b12be7f5ce6ade54178512d8c9d579
9月11日(日)横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の[第14試合 K-1スーパー・ウェルター級]で対戦するジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)とアビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)が公開練習を行った。 【動画】ジョムトーンが日菜太からダウン奪い勝利した3年前の試合 ジョムトーンはラジャダムナン4階級王者&WBCムエタイ3階級王者で252戦206勝(46KO)42敗4分のキャリアを持つムエタイのレジェンド。プロボクシングにも挑戦すると、わずか4戦目でOPBF東洋太平洋王座を獲得。無敗のまま当時内山高志が保持していたWBA世界スーパー・フェザー級王座にも挑戦し敗れたが、ボクシングでも世界レベルの強さを見せつけた。 今回がK-1初参戦となるジョムトーンは、広島・ストライカージムにて公開練習を行い、シャドーボクシングとミット打ちを披露。「何度かK-1に近いルールで試合をしているし、違和感はない。ヒジは出さないから安心してほしい」と不安要素はない様子だ。「もしかしたら『ジョムトーンがいるなら…』と思ってK-1に出る選手が減るかもしれないけど、そうじゃなくてどんどんK-1に選手が出てきてほしいね」と余裕も見せる。 過去にK-1ではブアカーオ・ポー.プラムックやゲーオ・ウィラサクレックなど、ムエタイの強豪が活躍してきたが、「自分はブアカーオと同じレベルの選手だと思うし、日本ではブアカーオは有名かもしれないが、タイではジョムトーンも同じくらい有名だ」とし、「自分が一番強いと思っているよ」とレジェンドらしい言葉を語る。 対戦相手のアビラルは「背が大きな選手だと感じたが、大きいだけかなという印象」とし、今までの経験からも恐れることは何もないという。 ジョムトーンのK-1における目標は今回のスーパー・ウェルター級を手始めに、ウェルター級、スーパー・ライト級の3階級制覇を成し遂げることだという。そして最後には「ジョムトーンがリングに戻って来たぞ」とK-1で戦う姿を楽しみにしてほしいと、ファンにコメントを送った。 対するアビラルは前体制のK-1に参戦経験を持つ格闘家デーブ・クマール・ギミーレを父に持ち、2016年にネパールから来日。185㎝の長身で、2020年1月にHEATミドル級王座を奪取している。今年5月のHEATではムエタイ強豪のラーシーシン・ウィラサクレックにKO勝利を収めている。 対戦相手のジョムトーンはムエタイのレジェンドだが「K-1的には僕の方がルールや戦歴があるし、今回やるのはK-1。そこは全然負ける気はしないです」と臆することは無い。「今はまだ世界の70kgの選手は僕のことを知らないと思います。でも今回ジョムトーンを倒せば、みんなに意識してもらえると思うので、世界中に僕の名前を知らせていきたい」とやる気を見せる。 また、同大会にはアビラルが昨年7月にKO負けしているK-1スーパー・ウェルター級王者の和島大海も出場する。アビラルは「チャンピオンよりもいい試合をしてインパクトを残す。それで12月のK-1大阪大会でタイトルマッチをやりたい」と、今回で勝利し王座挑戦も見据える。 最後にアビラルは「みんなにジョムトーンに負けるんじゃないかと思われてるアビラルです。僕と言えばKOショー、アビラルと言えばKOショー。今回は必ず今までで1番派手なKO勝ちをして、“よこはまつり”を“アビラル祭り”にします」と大金星に向け闘志を燃やした。 ▼第14試合 K-1スーパー・ウェルター級 アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場) vs ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)
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