2022年9月14日水曜日

課題山積…ヒマラヤ越えの鉄道!? ネパール間、中国側が建設計画を推進

 Source:https://www.chunichi.co.jp/article/540588

Googleニュースより

2022年9月7日 16時00分 (9月7日 16時58分更新)

チベット自治区のラサとシガツェをつなぐ鉄道=中国の鉄道設計企業のホームページから

チベット自治区のラサとシガツェをつなぐ鉄道=中国の鉄道設計企業のホームページから

  • チベット自治区のラサとシガツェをつなぐ鉄道=中国の鉄道設計企業のホームページから
  • チベット自治区のラサとシガツェをつなぐ鉄道=中国の鉄道設計企業のホームページから
 ヒマラヤ山脈を越えて中国チベット自治区とネパールの首都カトマンズをつなぐ鉄路を敷く計画がにわかに注目されている。八月の両国の外相会談で、建設の実現性を判断するため中国側が専門家を派遣する方針を示した。一帯一路の経済圏を拡大し、インドをけん制する意図も透けて見えるが、八千メートル級の山脈の合間を縫って鉄路を敷く工事は難航が予想される。壮大な鉄道敷設計画は実現可能なのか。 (北京・白山泉)
 鉄路は両国合わせて全長約五百十六キロ。中国側区間が八割以上を占める。上海国際問題研究院の劉宗義(りゅうそうぎ)秘書長は「ネパール側の実現が困難である」と指摘する。このため、「中国側が資金提供と技術援助を行うことで、戦略的な鉄道路線プロジェクトを推進する」と中国経済メディアに語った。
 隣の青海省の省都・西寧とチベット自治区の首府ラサを結ぶ全長約二千キロの「青蔵鉄道」は既に二〇〇六年に開通しており、多くの観光客がチベットを訪れている。一四年にはチベット自治区第二の都市、シガツェとラサをつなぐ鉄道も開通し、地元では「将来的にはヒマラヤを越えてネパールにつながる」といわれていた。
 当時のネパールのオリ首相が訪...

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