2016年10月25日火曜日

学び直したい高齢者、日本語学びたい外国人の子 「夜間中学」の複雑な実態

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000011-wordleaf-soci

THE PAGE 10月18日(火)、ヤフーニュースより
 義務教育を終えていない人たちへの教育の機会とする「夜間中学」の新設・拡充を目指すための調査が自治体で行われており、長野県教育委員会も議論を始めました。13日には教職者や教育支援のNPOなどの関係者が課題検討会を開催。勉学を目指す「義務教育未終了者」と不登校などによる「形式卒業者」、「外国人子弟」の3者が混在する夜間中学の現状から多くの課題が浮き彫りになりました。
義務教育の未終了者は12万人以上?
 文科省によると夜間中学は市町村が設置する中学校で行われる夜間学級を指し、今年4月現在、8都府県25市区の31の中学校に設けられています。

 この調査は、義務教育の未終了者が全国に少なくとも12万人以上いる(2010年国勢調査)ことから、少なくとも各都道府県に1校の夜間中学の設置促進を目指す施策の一環。調査を希望する自治体教委が既存の夜間中学の実態、設置の意義、問題点、設置方針の在り方などを調べ、文科省の今後の施策に反映させるとともに、自治体での設置についても論議します。

 県内に夜間中学がないため調査を希望した長野県教委の「中学校夜間学級設置における課題検討会」は、荒井英治郎・信州大学教職支援センター准教授を座長に県内の中学・高校の校長、教育長、教育関連のNPO代表ら8人の委員で構成。夜間中学を設けている東京・葛飾区教委の小山節・指導主事と同区立双葉中学校の森橋利和副校長を招いて夜間中学の実情を聞くとともに、東京都内の夜間中学の視察報告をもとに論議しました。

 小山指導主事は▽都内には夜間学級が8校あり連絡協議会で交流している、▽入学の条件は小中学校を卒業していない人、不登校などで学べなかった人、都内在住・在勤で15歳以上であること、▽入学手続きは教委で相談を受け付け、説明し、通学や就学が可能か判断の上、面接。実際に学級に入ってもらう試験登校を経て審査で可否を決める――などを説明しました。
外国籍の子どもが92%を占める夜間中学も
 しかし本来、義務教育未終了者を対象とする夜間中学の実態は複雑で、森橋副校長は「外国籍の子どもが中学校によっては92%に達し、ネパール人が増えている。口コミで志望してくるようです」と説明。日本語が分からない子供がほとんどなので、英語や中国語が話せる教員が間に入って意思疎通を図ることも。入学しても生活習慣の違いや日本語習得の困難などが課題になっています。

 さらにかつて朝鮮半島などから日本に移り住んで教育の機会が十分なかった在日外国人や「もう一度勉強したい」という80代の高齢者なども含まれます。「加えて不登校で満足に学校に行けなかったので“学び直し”をしたい、と志望する人もかなりいます」と森橋副校長。

 夜間中学はこうした生徒たちに9科目を教えますが、外国籍の生徒の多くは「仕事を探すためにとにかく日本語を覚えたい」という目的が多く、ほかの生徒と目的意識にずれも生じます。森橋副校長は「必ずと言っていいほど“日本語を教えてほしい”と言ってくるが、それだけの目的の志願者は本来断らなければいけない。しかし、教育の機会を与えるということと、いずれ日本で活躍したいという子どもたちは受け入れざるを得ない」と現場での苦しい判断を語ります。
夜間中学は語学学校ではないが……
 高齢者や在日外国人を含む義務教育未終了者、不登校などによる形式卒業者、日本語習得が目的の外国籍の子どもという三者三様の動機を抱えた生徒たちにどう対応するか。座長の荒井信大准教授は「夜間中学は語学学校ではない。何を教えるのか。9科目を教えながら日本語も教えるということになる。また、異なる目的で志望してくる実態から、入学の要件は誰を対象にすべきなのかについて合意を得る必要がある」と指摘しました。

 このほか、夜間中学をどこに設けるのか、教員はどのように配置するのか、専門的で熱意のある教員をどう確保するのか、といった疑問や問題点も提起され、「夜間中学の目的は何か」という基本問題に加えて、課題山積であることが明らかになりました。

 荒井座長は「次回は(1)外国籍の生徒の実態(2)中学を卒業した不登校経験者(3)中学で不登校だった生徒が高校に進学した場合の課題――などについて論議したい」としました。
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■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説

75年世界初女性エベレスト登頂・田部井淳子さん死去、77歳腹膜がん

Source: http://www.hochi.co.jp/topics/20161022-OHT1T50207.html
2016年10月23日6時0分  スポーツ報知、GOOGLEニュースより、
1975年に世界最高峰のエベレスト(8848メートル)に女性として世界初登頂した登山家の田部井淳子(たべい・じゅんこ)さんが20日午前10時、腹膜がんのために埼玉県内の病院で死去していたことが22日、分かった。77歳だった。喪主は夫の政伸(まさのぶ)さんが務め、告別式は近親者のみで済ませた。4年前にがんが見付かった後も、治療を続けながら登山を続けていた。今年7月、富士山の中腹まで登ったのが最後となった。12月上旬にお別れ会が行われる予定。
 女性アルピニストの「手本」として世界中から尊敬の念を抱かれていた田部井さんが、天国へと旅立った。
 2012年3月に「がん性腹膜炎」と診断され「余命3か月」の宣告を受けた後、手術と抗がん剤治療を受けた田部井さん。政伸さんによると、その後も検査で血液中の数値が悪くなる度に抗がん剤治療を受けていたという。ただ山への熱意は衰えず、年に5~6回は海外登山に出掛け、昨年もスイスのランガード(3262メートル)に登頂した。
 今年の7月に体調がやや悪化。入退院を繰り返すようになったが、同月末には「東北の高校生の富士登山」に病院から直行。7合目で参加者を出迎えた。これが最後の登山となった。
 9月に喜寿のお祝いをした時は元気な様子を見せており、10月初旬にはラジオの収録にも参加。その後、体調が悪化した。それでも政伸さんによると「見舞いに来た人に気を使わせないように、とにかく前向き。絶対に『痛い』とは言わなかった」。薬で声が出にくくなっていたものの、亡くなる2時間ほど前までは呼び掛けにVサインで応じていたという。
 大学卒業後、社会人の山岳会を経て69年に「女性だけで外国の山へ」との目的で「女子登攀(とうはん)クラブ」を設立。75年にエベレストに挑戦し、女性として初めて登頂に成功した。
 当時、頂上の印象を聞かれて「ここが一番高いのだから、もう登らなくていいと思いました。だから、下りのことばかり考えていました」と振り返りながらも、「エベレストでおしまい、ということはありません。残された山はまだまだたくさんあります」と意欲。その言葉通り、92年にヨーロッパ大陸最高峰のエルブルース西峰(ロシア、5642メートル)の登頂に成功し、女性として初めて7大陸の最高峰を制覇した。
 その一方で、東日本大震災の被災者を元気づけようと一緒に故郷・福島の山に登る活動も続け、昨年のネパール大地震も復興支援した。数年前からブームとなった「山ガール」文化も積極的に後押しし、「ジュンコリン」の愛称で慕われた。女性が登りやすいように山のトイレ整備などを支援したり、「田部井淳子の実践エイジング登山 いつでも山を」などの著作で山登りの楽しさを広めた。
 ◆田部井 淳子(たべい・じゅんこ)1939年9月22日、福島県田村郡三春町生まれ。62年、昭和女子大卒業後、社会人の山岳会に入会。69年、「女子登攀クラブ」を設立。75年、エベレスト日本女子登山隊の副隊長兼登攀隊長として女性として世界初の登頂に成功。88年、福島県民栄誉賞を第1号として受賞。92年、女性で世界初の7大陸最高峰登頂者となる。95年、内閣総理大臣賞受賞。




女性初のエベレスト登頂、田部井淳子さんが死去

Source:http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1022/ym_161022_8785416064.html

読売新聞10月22日(土)20時43分、GOOGLEニュースより、

 世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登頂に女性として世界で初めて成功した登山家の田部井淳子(たべい・じゅんこ)さんが20日、腹膜がんで死去した。
 77歳だった。告別式は近親者で済ませた。喪主は夫、政伸さん。
 福島県三春町出身。昭和女子大卒業後、本格的に登山を始め、1969年に山岳会「女子登攀とうはんクラブ」を設立。75年には「エベレスト日本女子登山隊」の副隊長としてエベレストに挑み、同年5月16日、女性として世界で初めて登頂に成功した。6400メートル地点のキャンプ地で雪崩に襲われるアクシデントを乗り越えての快挙だった。
 92年には欧州最高峰、ロシアのエルブルース(5642メートル)に登頂し、世界7大陸最高峰を制覇した世界初の女性登山家となった。

栃木市営バス、6か国語対応 時刻表・運転手用問答集を作成

Source: http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20161020/2484566
10月20日 朝刊、GOOGLEニュースより、

【栃木】市は外国人利用者の利便性を高めるため、コミュニティーバス「ふれあいバス」の6カ国語の時刻表と運転手用の問答集を作成した。市内を訪れる外国人の増加が予想される2020年の東京五輪・パラリンピックなどを見据え、普段の生活や観光でバスを利用する外国人へのおもてなしを向上させる。市によると、県内市町が運営するコミュニティーバスで外国語の時刻表を作成したのは初めてという。
 市によると、ふれあいバス利用者に占める外国人の割合は不明だが、子ども連れなどがよく利用しているという。1日現在、市内の外国人登録者数は3454人で、国籍はネパールが938人と最多。以下はフィリピン536人、ペルー401人、中国388人、韓国84人などとなっている。
 これらの状況を踏まえ、市国際交流協会の協力でネパール語、スペイン語、タガログ語、中国語、韓国語、英語の計6カ国語の時刻表を作成した。部数は各2200~300部で計約1500部。運賃や路線図、停留所名などがそれぞれの言語で記されている。

「河口慧海」生誕150年 チベット潜入、3年にわたる日記の実物を初公開 愛用のチベット語辞書やくりぬき日記帳も

Source: http://www.sankei.com/west/news/161019/wst1610190033-n1.html
2016.10.19、GOOGLEニュースより、

 明治時代、日本人として初めてヒマラヤ山脈を越え鎖国状態のチベットに入った堺出身の僧、河口慧海(えかい)の生誕150年を記念した「慧海と堺展」が26日から12月4日まで堺市堺区の複数の会場で開かれる。潜入から脱出までを現地で記した明治33、34、35年の3年にわたる日記の実物が、初めて一般公開されるほか、愛用のチベット語辞書や、親友に送った中央をくりぬいた日記帳、彫刻家の高村光雲に制作を依頼した仏像など貴重な品々が並べられる。(張英壽)
 慧海はチベットに2回入っているが、33~35年の日記は1回目の潜入から脱出までの体験を記す。35年の日記は今年8月、東京の親族宅で見つかり当初から全17ページの公開が決まっていたが、以前に発見された33年と34年の日記も、生誕150年を記念し公開することになった。
 日記は33年3月10日から35年8月17日までで、計91ページ。33年は4ページ、34年も4ページを見開きで見せ、両年のほかのページは冊子状のまま展示。35年は17ページすべての記述を公開する。
 日記は、墨で横書きされ、漢字とカタカナでびっしりと記入。慧海は37年に体験をもとに「西蔵(チベット)旅行記」を口述筆記で著した。チベット入りは密入国だったため、具体的な行程にふれていなかったが、33年の日記に詳細なルートの記述があり、潜入ルートが判明した。このほか、ネパール人女性に恋心を抱かれたことなど、人間的な姿も垣間見られる。脱出のくだりでは、関所で薬を買う急用があると嘘をついて突破したことや、人事を尽くして天命を待つ心境などが記されている。
 愛用のチベット語辞書は、2回目のチベット入りを終え日本への帰路についた大正4年に、同行した恩師のインド人学者から譲り受けた蔵英辞典。堺市によると、慧海はこの蔵英辞典を使い、蔵日辞典を編(へん)纂(さん)するために研究を重ねたが、実現できずに他界。辞書には、チベット語や英語、日本語でびっしりと書き込みがある。
 このほか、中央がくりぬかれた日記帳も展示される。慧海が、2回目のチベット入り直前に堺の親友に送ったもので、くりぬき部分には、事前に送っていた遺書などが入った箱を開けるための鍵を入れていたとみられている。堺市文化財課の担当者は「2回目のチベット入りも決死の覚悟で、確実に届けるためだったのではないか」と説明する。
 高村光雲が制作した仏像は「釈(しゃ)迦(か)牟(む)尼(に)仏像」(高さ12・4センチ)。慧海が光雲に要請して昭和3年に制作されたことはわかっているが、詳しい経緯は不明。
 日記と仏像、蔵英辞典は堺市博物館(午前9時半~午後5時15分、月曜日休館)で展示。くりぬき日記帳は山口家住宅(午前10時~午後5時、期間中無休)で。清学院(午前10時~午後5時、期間中無休)でも手紙が公開される。
 問い合わせは堺市文化財課((電)072・228・7198)。
 【河口慧海(えかい)】(1866~1945年) 仏典の原形をとどめるチベット語訳の大蔵経を入手する必要性を痛感し、鎖国状態だったチベット行きを決意。明治30年に神戸港から船に乗り、インド・コルカタに到着。ネパールの標高5千メートル級のヒマラヤ山脈を越え、33年にチベットに入り、出身地をあいまいにして仏教を学ぶなどしていたが、日本人であることが発覚し35年に脱出。大正3~4年にもう一度チベットに入り、チベット語訳の大蔵経や梵(ぼん)語(ご)経典を日本に持ち帰った。

2016年10月18日火曜日

日ネパール国交60年、松本で友好発展誓い晩餐会

Source: http://www.sankei.com/region/news/161018/rgn1610180061-n1.html 
2016.10.18 、GOOGLEニュースより、

日本とネパールの国交60周年を記念して松本市、同市海外都市交流委員会、NPO法人「松本ヒマラヤ協会」は15日、同国のクリシュナ・チャンドラ・アリナル駐日臨時大使を市内のホテルに招いて歓迎晩餐(ばんさん)会を開いた。
 ともに「岳都」を謳(うた)いつつ、両国親交の一端を担ってきた松本市とネパールの首都カトマンズの姉妹都市提携も27年目。歓迎晩餐会には、松本市の坪田明男副市長のほか松本ヒマラヤ協会の鈴木雅則理事長、ネパールに思いを寄せる市民らが出席し、交流のさらなる発展を誓い合った。
 約3カ月前に着任した駐日臨時大使が松本市を訪れたのは、8月に上高地で開かれた「第1回『山の日』記念全国大会」に出席して以来。「自分の故郷に戻ってきた思い。両国の友好、交流に努力されている松本市のおもてなしに感謝したい」と話していた。

ヒマラヤで邦人男性不明 マナスル、東京農大生か

Source:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG15H8S_V11C16A0000000/
2016/10/15、GOOGLEニュースより、

 ヒマラヤ山脈のマナスル(8163メートル)で登山をしていた邦人男性が頂上付近で滑落し、行方不明になっていることが15日、分かった。ネパール政府や山岳関係者が明らかにした。東京農業大山岳会の登山隊メンバー、小野寺央峻さん(23)=宮城県出身=とみられ、捜索活動が続いている。
 同会の宮崎紘一会長や登山隊の計画書によると、チームは6人で構成され、8月中旬に日本を出発、9月初旬ごろ入山した。小野寺さんは東京農業大を卒業し、研究生として在籍中という。
 滑落したのは現地時間の10月7日昼ごろで、標高約7400メートルのアタックキャンプから小野寺さんと別のメンバーの2人組で登頂したが、頂上付近で小野寺さんの行方が分からなくなった。捜索にはヘリコプターも出動した。〔共同〕
Source: http://top.tsite.jp/news/travel/o/31341966/?sc_int=tcore_news_recent
2016年10月15日 (土) 、GOOGLEニュースより、


ローカルバスは朝早く出発するものから、夜行バスまでよりどりみどり、乗り合いバンから、ミニバス、大型バスまで様々です。

ただし、必ずしも英語が通じないし、途中停まるトイレもローカル仕様であまりきれいとはいいがたく、途中の茶屋も完全にローカル向け。
バスの出発地点と終点がローカルバスパークでツーリストには不便だし、運転も荒く酔いやすい人にはかなり厳しいので、ツーリストにはあまりおすすめできません。

席が満席でも、通路にどんどん乗客を押し込むし、それでなくても暑苦しい車内は最悪の状況に。
時には、ヤギや鶏が乗り込んでくることも。
まあ、それはそれで楽しくはありますし、そういうローカル気分を味わいたい!という人ももちろんいると思うので、今日は、ツーリストのためのローカルバスの乗り方や注意点をご紹介します。

1.カトマンズ発ポカラ行きバスの乗り場は、リングロード沿いにある長距離バスの発着所になります。
タメルからだと北へ徒歩40分程度。タクシーなら15分。ナヤンバスパークあるいはゴンゴブバスパークといえば大抵の人はわかります。

2.ローカルバスは時間ではなく、席がある程度埋まらないと出発しないので、ある程度人が座っているバスを探しましょう。
「ポカラ、ポカラ」と車掌の男の子が叫んでいるバスがそれです。

3.席がほとんど埋まってしまって後ろの席しか開いてないものは避けましょう。
ローカルバスの席のクッションはひどく、ネパールの道はガタガタです。
一番後ろだと天井に何度も頭を打ち付けることになります。

4.ローカルバスはオンボロバスも多く、窓が閉まらなかったり、閉めても閉めても徐々に開いてきたりします。
特に寒い時期は要注意、防寒着の用意をしっかりしておかないと、終点まで風に震えるはめに。

5.大きな荷物は屋根の上に乗せられてしまうこともありますが、なるべく、自分の目の届く範囲におきましょう。
屋根の上に乗せられてしまった場合は、人が乗り降りするとき、荷物を持っていかれないように目を光らせてください。
これだけわかっていればなんとかポカラにたどり着けることと思います。

途中は2回前後休憩をとりながらバスはポカラへ向かいます。
それでは、楽しいローカルバスの旅を楽しんでくださいね!

エベレストを望むネパールの村は インフラが十分整った観光の拠点

Source: http://woman.infoseek.co.jp/news/neta/creabunshun_11611
GOOGLEニュースより、2016/10/13 

 山の斜面を利用した段々畑のような土地に、カラフルな屋根の建物が並ぶナムチェバザール。ここはヒマラヤの最高峰エベレストを望む、シェルパ族の村だ。

 標高は3440メートルと、富士山とほぼ同じ高さ。だが、村には銀行も郵便局も商店もネットカフェも揃い、インフラも十分に整っている。
 また、ここはエベレスト登山の玄関口としてメジャーなところ。昔から多くの登山客が訪れていることもあり、近代的なホテルやシェルパ族が営むロッジも多い。
 昼は街のいたるところからエベレストを望み、夜は満点の星を仰ぐ。そんな雄大な大自然と利便性を享受しつつ過ごせるナムチェバザールは、登山客だけでなく、一般の観光客にも人気だ。
 とはいえ、ここは富士山山頂と同じ高度。訪れるのなら、高山病対策は忘れずに準備をしておきたい。

文=芹澤和美

2016年10月11日火曜日

「パナマ文書」と国境を越える報道ネットワークの試み アジア調査報道会議


Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00010001-asiap-int
 アジアプレス・ネットワーク 10月7日(金)、ヤフーニュースより

9月23日から25日にかけて、第二回アジア調査報道会議がネパールの首都カトマンズで開かれた。参加したのはアジア各国を中心とした51カ国から約350人のジャーナリスト。ここで、租税回避地に逃れる資産情報が記されたいわゆる「パナマ文書」について、アジア各国のジャーナリストで協働して掘り下げる新たなネットワークが結成されることが決まった。(アイ・アジア編集部)

「アジアを暴く」を合言葉に始まったこの会議は2014年にフィリピン・マニラで第一回が開催され、今回で二度目となる。主催した「国際調査報道会議」のデビッド・カプランは、「参加者は増え続けているが、アジアにおいても参加者が増えていることは喜ばしいことだ」と語り、これまで欧米のメディアを中心に行われてきた調査報道がアジアにも根付いてきたとの印象を話した。


会議は23日から25日まで、カトマンズ市内のホテルを借り切って行われた。まず、世界中で命を失っているジャーナリストのためにロウソクに火がともされ30秒間の黙とうがささげられた。ロウソクに火がともされるのはネパールの伝統にのっとった儀式だが、非業の死を遂げたジャーナリストに黙とうがささげられるのは会議の第一回目からの行事となっている。カプランは、「それだけ多くのジャーナリストが危険にさらされているということだ」と悔しそうに話した。
◆パナマ文書報道の意義
会議はデータジャーナリズム、コンピューター処理機能など、調査報道を中心にジャーナリズムに関する様々なテーマについてセッションが行われた。このうちの目玉が、今年の最大のスクープとも言えるパナマ文書について当事者が語る討論だ。

アイスランドの首相が辞任に追い込まれ、イギリスのキャメロン首相、ロシアのプーチン大統領、中国の周近平主席に関わるとされる課税を逃れた蓄財が明らかにされた報道は、各国のジャーナリストが協力して取材を行うという画期的なものとなっているが、アジア各国のジャーナリストもそれぞれの国で成果を出している。

コロンビア大学ジャーナリズム大学院のシーラ・コロネル院長は、「かつてない国境を越えたジャーナリストの協働作業は、アジアでも行われている」と紹介。
米非営利組織「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ)でデータ処理を担当したマー・カブラは、「2.6テラバイトという厖大な情報を前に呆然としたが、技術の助けが重要だった。既存の技術を駆使して情報処理の仕組みを作った」と当初の状況を明かした。

パキスタンのウマール・クーマは、「首相の名前を出すかどうかで新聞の発行者ともめるかと思ったが、彼は理解を示してくれた。首相の3人の子供がバージン諸島に会社を持っていたことがわかった。

インドのリタ・サリンは「まだ私は追い続けている。政府の反応については、財務大臣がパナマ文書の報道をきっかけに租税回避地に逃れる資金の調査を開始すると発表した」と話した。

共同通信の澤康臣特別報道室次長は、「共同通信とライバルである朝日新聞とで協力して取材にあたるという過去にない取り組みを行った。日本ではこれまで政治家の名前は出ていないが、それでも我々は失望していない。まだこれからも取材を続ける」と話した。

インドネシアのワイユ・ディヤトミカは、「大統領の名前を調べ続けてきたが、そうした名前は見つからなかった。その後、大臣、経済界の名前を探し続けてきて、2人の現職大臣、数人の公職者、犯罪者の名前を見つけた。大統領官邸からは、誰の名前が出ているのか教えてほしいと連絡があったが、我々は応じなかった。インドネシア政府は、ある意味で賢く、パナマ文書を使って政治家の汚職に厳しい対応を取ろうとした」と話した。

◆アジアのジャーナリスト協働のネットワーク
24日には、アジアのジャーナリストが協働して調査報道を行うネットワークについても議論が行われた。その中で、パナマ文書の取材をアジア各国で分担して更に深く掘り下げていくことが決まった。具体的には、インドネシアのワイユ・ディヤトミカ、朝日新聞特別報道室の奥山俊宏編集委員、そしてアイ・アジアの創設者であるジャーナリストの立岩陽一郎氏が中心となって、パナマ文書へのアクセスが認められていないアジア各国のジャーナリストを支援してパナマ文書の取材を行い、最終的には、データを管理しているICIJと交渉してデータの開示を要請してニュースとして出すというものだ。

参加するネパールの記者は、「パナマ文書のプロジェクトに加わりたいと考えていたが、加わるには高い評価が必要で、ネパールの記者にはハードルが高すぎた。こうした取り組みで、多くのジャーナリストが参加できるのは励みになる」と話した。

ネットワークのコーディネーターには立岩陽一郎氏が就任。ネットワーク作りとともに、取材の指導、ICIJとの交渉を担うことになる。立岩氏は次のように話した。

「アジアのジャーナリストのネットワーク作りは、2年前にマニラで初めてアジア調査報道会議が開催された時から議論されてきた。それが動かなかった理由は、『これを取材したい』というアイデアは出るが、そこに具体性がなかったからで、パナマ文書はデータがあるので、具体的に動くことができる。パナマ文書でネットワークが構築できれば、次は他の調査報道に着手する。そうやってアジアのジャーナリストが協働して調査報道を行う枠組みを強化したい」

9歳の女の子、ふくらはぎのできものの正体は… ネパールからの症例報告

Source:https://medley.life/news/item/57eb4438571e7724008b4593
 2016年10月11日、GOOGLEニュースより、
from Journal of medical case reports

手足に小さいできものを見つけたら何だと思いますか?ニキビや粉瘤が多いですが、ときには重い病気のこともあります。腕、足、背中のできもので病気が見つかった9歳の女の子の例が報告されました。

ネパールの研究班が専門誌『Journal of Medical Case Reports』に報告した例を紹介します。
9歳の女の子が、前腕、ふくらはぎ、背中にあるできものを訴えて受診しました。
できものは3か月の間にだんだん大きくなっていて、痛みや発熱はありませんでした。
診察では背中の肩甲骨の間の場所に1.5cm×1.5cmほどのできものが確かめられ、右前腕、右ふくらはぎにも数cmほどのできものがありました。表面の皮膚は正常と見られました。
ほかの場所の痛み、体重減少など、ほかの症状はありませんでした。

皮膚に近い場所のできものの原因として、がん、感染、免疫の異常などが考えられます。病気ごとに特徴がありますが、大まかにはがんなら発熱や体重減少、細菌が感染していれば赤みや痛みが出やすい特徴です。
この女の子には発熱・体重減少・赤み・痛みのいずれもありませんでした。

超音波検査で、皮膚ではなく筋肉の内部に塊が見られました。
血液検査、組織を針で吸い取って観察する検査、吸い取った組織の中の細菌を探す検査などが行われましたが、原因は特定できませんでした。
できもののうち1か所を手術で切り取って顕微鏡観察(生検)したところ、結核の特徴である乾酪壊死(かんらくえし)の様子が見られました。
ただし、ほかにも結核を疑ってツベルクリン反応や培養などの検査が行われていましたが、いずれも結果は陰性でした。
確認のため別の場所も生検したところ、やはり乾酪壊死が見られました。
最終的に結核と診断され、結核の薬で治療が行われた結果、できものは消えました
報告時点ではまだ治療は続けられています。

結核結核菌が感染して起こります。一番感染しやすい場所は肺です。
しかし、結核菌は全身のさまざまな臓器に症状を起こします。たとえば皮膚結核関節結核と呼ばれる状態も知られています。
結核が筋肉の中に症状を現すことは非常にまれですが、肺が正常だから結核ではないとは言えません。
日本も先進国の中では結核が多い国です。全国で毎年2万人近い人が結核にかかっています。アメリカなどに比べると人口あたり数倍の割合です。
結核対策のために自分でできることがあります。
  • 子どもには予防接種(BCG)を1歳までに確実に打つ。
  • 2週間以上続く咳、痰、発熱があれば病院に行くか、結核検診を受ける。
  • もし結核と診断されたら、薬を確実に飲んで治し、同時に空気感染対策をする。
結核の知識をぜひ周りの人にも広めてください。

◆参照文献

Tuberculosis presenting as multiple intramuscular nodules in a child: a case report.
J Med Case Rep. 2015 Mar 28.

インドだけじゃない、ブッダの聖地。ネパールのルンビニはブッダの生誕地【ネパール】

Source: http://top.tsite.jp/news/travel/o/31129231/
GOOGLEニュースより、2016年10月9日 (日)


ブッダの四大聖地といえば、ブッダが悟りを開いたと言われるブッダ・ガヤー、初めて説法を説いたと言われるサルナート、入滅の地であるクシナガル、そして生誕の地であるルンビニの四つです。
そして、あまり知られていないのですが、このルンビニ、現在はネパールの領土内にあるのです。

ブッダの聖地といえば、インドというイメージが強いと思うのですが、実は生まれも育ちもネパールという説が有力です。
(育ちに関しては、ブッダが王子として育ったカピラバストゥ王宮がネパールのティラウラコットにあったという説と、インドのピプラハワにあったという説があり、まだ最終的な結論は出ていませんが。)

ルンビニはブッダが王子として育った王国のあったところではなく、ブッダの母親であるマヤ王妃が出産のために実家に向かっていた道の途中にあった庭園で、ブッダはそこで母親の右脇より生まれたと言われています。
紀元前249年にインドのアショカ王が、ブッダの生誕地であるルンビニを参拝し、その記念に石碑を建立していますが、その後の落雷や、イスラム勢力による破壊によって忘れ去られ歴史の中に埋もれてしまいます。
その石碑が、1896年、ドイツの調査団によって再発見され、ブッダ生誕の地としてルンビニは再び脚光を浴びるようになりました

現在、ルンビニは聖園として整備され、ネパール寺、チベット寺、日本寺、ベトナム寺、ドイツ寺など世界各国の仏教寺院が建てられています。
世界文化遺産としても登録され、世界中の仏教信者の巡礼地として多くの人々を迎え入れています。
カトマンズからバイラワまで飛行機で約35分、バイラワから車で30分の距離です。
仏教に興味のある人はもちろん、ネパールまできたら一度は足を運んでほしい聖地です。

在留外国人、230万人 ベトナム人がブラジル人に迫る

Source: http://newsalt.jp/international/%E5%9C%A8%E7%95%99%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E3%80%81230%E4%B8%87%E4%BA%BA%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%AB%E4%BA%BA%E3%81%AB

GOOGLEニュースより、2016/10/8

法務省は9月27日、2016年6月末の在留外国人数と、2016年上半期の外国人入国者数・日本人出国者数を発表した。在留外国人数は230万7388人で、前年末時点から3.4%増加し、過去最高となった。国籍別では、1位が中国人(67万7571人)、2位が韓国人(45万6917人)、3位がフィリピン人(23万7103人)だった。前年末時点から最も増加率が大きかったのは5位のベトナム人(19.6%増、17万5744人)で、4位のブラジル人(17万6284人)に僅差で迫った。
在留資格別では、永住者は71万3604人(前年末比1.9%増)、留学は25万7739人(同4.5%増)、技能実習は21万893人(同9.5%増)だった。都道府県別では、東京都(48万3538人、同4.5%増)が最も多く、愛知県(21万7465人)、大阪府(21万4537人)が続き、愛知県と大阪府の順位が逆転した。
国籍・地域別の6位から10位までは順に、ネパール(6万689人)、米国(5万3050人)、台湾(5万908人)、ペルー(4万7670人)、タイ(4万6690人)だった。増加率がベトナムの次に大きかったのはネパールで10.8%増だった。約10年前(2007年末)と比べると、ベトナム人は約4.9倍、ネパール人は約7.2倍となった。
上半期の外国人入国者数は1145万6344人で、前年同期比22.4%増と大幅に増加し、過去最高となった。うち新規入国者数は1036万8124人(同23.5%増)だった。国籍・地域別では、中国(262万1323人)、韓国(250万6920人)、台湾(208万5538人)が最も多かった。日本人出国者数は791万1808人で、前年同期比3.8%増加した。

外国人実習生/帰国後の実態調査/国交省 習得技術活用へ課題探る


Source: https://www.kensetsunews.com/?p=72736
GOOGLEニュースより

国土交通省は、日本で技能研修を受けた外国人材の帰国後の就業状況などの実態調査を開始する。年々増加する外国人技能実習生の帰国後の動向を把握することで、帰国後も習得した技術を活用して働ける環境の整備に向けた課題を探る。
 調査はタイ、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ネパールの5カ国で実施するほか、インドネシアでも調査できる可能性があるとしている。技能実習生帰国者の実態調査のほか、日本語能力と建設技能取得との因果関係に関する調査を実施する。送り出し機関、受け入れ管理組合、現地建設企業、現地の大学で調査対象者のリストアップを依頼し、メール、インターネット、電話、面談により調査を実施すする。回収が見込まれるサンプルは最大1700程度を想定している。調査の実施方法などは、外部有識者を含む「東南アジア建設系技能実習生帰国者実態調査委員会」を立ち上げて決定する。
 調査に当たっては委託事業者を募集し、アーク教育システムを選定。現地で日本語教育を展開しており、海外の送り出し機関や受け入れ管理組合、現地建設企業などと連携した研修を実施していることや、送り出し機関を経由した帰国後の実習生の動向が把握しやすいこと、さらに提案した事業概要の具体性が高いことが評価された。
 国交省では、入国前に施す事前教育・訓練プログラムの構築・実施、在留中の資格取得の支援、帰国後の求人・求職マッチングシステムという入国前から帰国後までを見据えた一貫した取り組みの整備に取り組んでいる。今回の調査で得られた結果は、求人・求職マッチングシステムの構築のための基礎データとしても活用する予定だ。マッチングを進めることで、母国の建設プロジェクトの進展や現地の日系企業での採用など、帰国後も建設事業に携わることを促進する。
[ 2016-10-04  1面]

2016年10月4日火曜日

ソバの花、味なピンク…長野・箕輪で見頃

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160928-00050062-yom-soci
読売新聞 9月28日(水)、ヤフーニュースより

 長野県箕輪町の「赤そばの里」で、赤ソバの花が見頃を迎え、連日、多くの見物客が訪れている。

 今週いっぱいが見頃だという。

 標高900メートルの広さ4・2ヘクタールの段々畑一面に咲き誇っているのは高さ30センチほどのピンク色の花。ネパール原産の赤ソバの栽培を1997年から始め、主に観賞用として栽培されている。

 地域住民で作る「古田の里赤そばの会」の唐沢利文会長(72)は「台風や秋の長雨の影響で、やや花の色が薄いがきれいに咲いている。桃源郷のような一面ピンク色の世界をぜひ楽しんでほしい」と話している。

在留外国人、最多230万7388人 6月末 永住者の増加や景気回復背景に

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00000096-san-soci
産経新聞 9月27日(火)、ヤフーニュースより

 法務省は26日、今年6月末時点の在留外国人数をまとめた。230万7388人で前年末に比べると7万5199人(3.4%)増加し、過去最高となった。在留外国人数は、中長期在留者と歴史的経緯から永住が認められた朝鮮・韓国籍などの特別永住者の合計。それぞれ、196万3066人、34万4322人だった。

 法務省は「永住者も増え外国人の日本への定着化が進んだことや、景気の回復の影響などさまざまな要因がある」としている。

 国籍別では(1)中国(2)韓国(3)フィリピン-の順は変わらなかった。増減ではベトナムが17万5744人(前年末比19.6%増)、ネパールが6万689人(同10.8%増)と顕著だった。ベトナムは「技能実習」、ネパールは「留学生」が増えているという。

 在留資格別では、「永住者」が71万3604人で同1.9%増。また、高度な学術研究や経営・管理などに携わる人を対象に平成27年に新設された「高度専門職」での在留は2688人、同78.2%増と大幅に増加した。

 一方、7月1日現在で規定の在留期間を超えている不法残留者数は6万3492人。今年1月1日現在から674人(1.1%)の微増となった。

 国籍別の人数は、韓国1万3180人(1.7%減)、中国8592人(同)が多いが、どちらも微減。ベトナム4322人(13.5%増)、タイ6287人(5.5%増)が全体を押し上げた。

そのほかのアジアブースは伝統舞踊から地域を支える産業まで見所満載

Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00000008-impress-life

Impress Watch 9月27日(火)、ヤフーニュースより


 ツーリズムEXPOジャパン2016では、アジア各国が舞踊やフード、観光スポットとともに地域を支える産業まで幅広くアピール。個性あふれる各国のブースをそれぞれ紹介する。

■スリランカ

「SRILANKA TOURISM PROMOTION BUREAU」ではスリランカの舞踊とともに、セイロンティーの試飲を実施し、毎日飲まれる人気の茶葉を紹介。常にステージでは、ダンサーが公演を行なっており、気軽に記念撮影もできるなどフレンドリー。紅茶を飲みながらきらびやかな舞に酔いしれる来場者も多かった。

■バングラデシュ

「BANGLADESH TOURISM BOARD」では、ブースで撮影した写真をSNSに投稿すると卓上カレンダーをプレゼント。顔はめパネルなども設置。日本とバングラデシュの国際交流、ビジネス促進を目的に誕生したキャラクター「ばんトラくん」をフィーチャーしたグッズなども。なお、“新たな自分に出会える国……”としてパンフレットや映像を使った観光案内を中心に来場者にアピールを行なっていた。

■韓国・済州(チェジュ)

 単独ブースでの出展となった「済州観光公社」ブースでは、SNS登録と投稿でチェジュ島グッズや、椿、菜の花、みかん、サボテン、ユリのいずれかのハンドクリームもプレゼント。ハンドクリームの香りにも使われているみかん、そしてデコポンは特産品でジャムやドライフルーツとしても人気が高い。ワラビやひじきなどといっしょにブースでも紹介、販売がされていた。また、トレッキングコースの中心ともいえる話題の「チェジュオルレ」や地元で開発した化粧品などのブースもあり、済州の今が詰まった内容。

■ブータン

「ブータン政府観光局」ブースでは、日本との外交樹立30周年を記念し、ブータン王立舞踏団による伝統舞踏を披露。また、ブース内のブータンポストから葉書を出すと、後日現地の郵便局から送られる「幸せを届けよう:ブータンからの絵葉書」企画も同時開催。絵はがきはブースで手にすることができ、その場で投函することができた。右に回すことでお経を1回唱えたことと同じ功徳があると言われる巨大なマニ車も展示。

■モンゴル

「Mongolian Tourism Association(MTA)」ブースでは、MIATモンゴル航空や各旅行会社がそれぞれエリア内でPR。ジュールチンツーリズムのブースでは、モンゴル旅行の手配や乗馬などのアクティビティや宿泊施設などについて詳しく説明するとともに、カシミア製のファッションアイテムについても紹介。しっかり密度があり、温かさも格別、しかも花などもあしらいこれからの季節に着てみたい製品が並んでいた。

■インド

「インド政府観光局」のブースでは、無料のヘナ・タトゥー体験やライブ・ペインティングなどを実施。各種観光パンフレットや、グッズの配布なども行なった。

■ネパール

「NEPAL TOURISM BOARD」ブースでは、ネパールの観光パンフレットを配布。国旗のカラーに合わせたブースには、ネパール政府観光局やネパール航空のスラッフらが訪れる来場者の対応をしていた。パンフレットには8日間のツアーについて詳細に説明がされており、チトワン国立公園でのジャングルサファリや、考古学的に重要なルンビニ観光など興味深い内容だった。

在留外国人が過去最多…ベトナム・ネパール増加

Source:http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160927-OYT1T50002.html
2016年09月27日 、GOOGLEニュースより
 法務省は26日、永住や留学などで3か月以上日本に暮らす在留外国人が今年6月末現在で230万7388人(前年末比7万5199人増)となり、過去最多を更新したと発表した。
 在留外国人は2008年末に214万人を超えたが、リーマン・ショックや東日本大震災の影響で、12年末には203万人に減少していた。その後、景気回復などを背景に増加に転じた。 発表によると、国籍別では中国の67万7571人が最多で、韓国の45万6917人、フィリピンの23万7103人などが続いた。背景には技能実習生や留学生の増加がある。ベトナムは17万5744人(同2万8788人増)、ネパールは6万689人(同5914人増)と特に増加が目立った。在留資格別では「永住者」が71万3604人で最も多く、全体の約3割を占めた。

環境教育賞 東工大チーム優秀賞

Source: http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20160930-OYTNT50027.html
2016年09月30日 Copyright © The Yomiuri Shimbun、GOOGLEニュースより
 ◆ネパールで「バイオ炭」づくり
 優れた環境保全活動などに取り組む学校や団体を表彰する「第23回コカ・コーラ環境教育賞」(公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団主催、読売新聞社協力、文部科学省、環境省後援)の次世代支援部門で、東京工業大・国際開発サークルの「バイオ炭プロジェクトチーム」が、優秀賞を受賞した。
 同チームは、日本人学生2人と、ネパール、タイ、インドネシア人の留学生5人で構成する。受賞したのは、ネパール農村部で取り組む「バイオ炭」づくりの活動だ。ガスが家庭に普及していない農村部では、伐採した木材を燃料にしているため、煙による健康被害や森林減少に伴う環境問題が深刻化している。学生たちは農業廃材や家畜の排せつ物などから炭を開発し、住民に定着させることを目指している。
 4年生の黒部笙太しょうたさん(22)が3年前、ネパールでボランティア活動をした。この時、炊事の煙が住居内に充満し、村人たちが苦しむ姿を目の当たりにした。この体験がきっかけとなってネパールで活動することになった。
 2011年から3年間は、アフリカ・ケニアでもバイオ炭の普及活動に取り組んだ。主食のトウモロコシの芯を使った炭作りに成功したが、手間やコストがかかり、使用を持続させることの難しさを痛感したという。
 修士課程1年の沢村新之介さん(22)は「地域に合った適正な技術を普及させて、健康や環境に対する意識を変えられるかがポイントだ。国や企業の支援が届かない問題を、学生の力で解決したい」と意気込む。
 ネパール人留学生のケサブ・ラジュ・ポッケレルさん(26)は「ネパールの生活を何とかしたい。環境にも、人にも優しいシステムを作りたい」と話している。

エベレストなぜネパールから登る?

Source:http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160927/B_chive_eberesuto-naze-neparu.html
2016年9月27日 、GOOGLEニュースより

エベレストは世界最高峰の山です。先日はタレントのなすびさんが登頂に成功したことも話題となりました。エレベストというのは、実はネパールだけの山ではありません。エベレストはネパールと中国の国境上にある山です。中国のチベット側ではチョモランマと呼ばれています。


なぜネパール側から登る?
このエベレスト登山が話題になる時はかならずといっていいほどネパール側から登山を行っています。これはなぜかといえば、ネパール側の方が、登山の体制が整っているということがいえるでしょう。登山に必要な設備やスタッフをそろえるにあたって、ネパール側の方が都合が良いという理由があげられるでしょう。

中国側からも登れる
ですが、チョモランマに中国側から登ることはできます。さらに標高5400メートルまで車で行けるので、ネパール側に比べれば、交通の便はいいといえます。ですが人気がないのは、人間が登山を行う場合には高地順応という作業が必要になります。これは上がったり下がったりといったことを繰り返しながら少しずつ体を慣らしていくものです。いきなり車で乗り付けて、頂上を目指すということは実際にはできないのです。そのため、登山体制のバックアップが充実しているネパール側が選ばれているのだといえるでしょう。


ネパール母子保健改善願いポカラ市へ 駒ケ根の訪問団

Source: http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160929/KT160928ATI090035000.php
(9月29日)、GOOGLEニュースより

国際協力友好都市提携15周年でネパール・ポカラ市を訪れている長野県の駒ケ根市民訪問団(団長・杉本幸治市長)の12人は28日、ポカラ市の「母子友好病院」の公立化記念式典に参加した。同病院は、駒ケ根市や市民団体が開業や運営を支援。公立化で経営の安定化や医療従事者の充実などが期待できるといい、現地の母子保健のさらなる改善に向けた一歩を祝った。

 病院はポカラ市と同市民、日本政府が資金を拠出し、2013年に完成。駒ケ根市の市民団体「ネパール交流市民の会」が救急車や分娩(ぶんべん)台などを贈り、現在は国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業として、地域での安全な分娩や産前産後ケアの普及に取り組んでいる。

 式典は病院で開き、同国のバンダリ大統領や在ネパール日本大使館の小川正史・特命全権大使らが出席。大勢の関係者や住民が詰め掛け、地元の生徒らが両国旗の手旗を振って歌い、盛り上げた。

 杉本市長は「病院の公立化によって医療態勢の充実が図られ、ポカラ市民が安心して出産できることになり、喜ばしい」とあいさつ。「市民の会」の小松原繁樹会長(58)は大統領から感謝状を受け取り「会としての活動の積み重ねを評価してもらい、大変うれしい。プロジェクトの発展へ、微力ながら頑張りたい」と話していた。 

インド 首脳会議欠席を発表 パキスタンの孤立図る

Source: http://mainichi.jp/articles/20160929/k00/00m/030/075000c
毎日新聞

【ニューデリー金子淳】インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方を巡り緊張を高めている。今月の国連総会では「テロを支援している」などと非難を応酬。インドは27日、パキスタンで11月開催予定の南アジア地域協力連合(SAARC、8カ国加盟)首脳会議を欠席すると発表。地元メディアによると、他に3カ国が欠席を表明し、現議長国ネパールは首脳会議を中止する方針を固めた。印パは核保有国だけに、インドは軍事的衝突を避けつつ、パキスタンの外交的孤立を図っているようだ。
     「ある国による越境テロや内政干渉により首脳会議を成功させるのは難しい環境だ」。インド外務省は27日の声明でこう指摘した。パキスタン外務省は「インドこそパキスタンでのテロを支援している」と反発した。
     インドメディアによると、バングラデシュとアフガニスタン、ブータンも欠席を決め、パキスタンが孤立する構図が浮上。議長国ネパールの外交筋はインド紙に「現状では成功を保証できない」として首脳会議を中止する方針を明らかにした。
     事態が深刻化した背景にはカシミール情勢がある。インド北部ジャム・カシミール州では18日、インド軍宿営地がパキスタンから越境したとされる武装集団に襲撃され、兵士18人が死亡した。
     スワラジ印外相は26日、国連演説で「(越境テロの)証拠を示してもパキスタンは否定する」と批判。一方、パキスタンのシャリフ首相は21日、インド当局が同州で住民の抗議デモを弾圧しているとして「超法規的な殺人だ」と批判していた。