2015年12月22日火曜日

マレーシア通信大手、ネパールの携帯最大手買収

Source:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX21H1K_R21C15A2FFE000/

2015/12/21

■アシアタ・グループ(マレーシア通信大手) ネパールの携帯最大手、エヌセルを13億6500万ドル(約1656億円)で買収すると発表した。携帯電話利用者数の伸びしろが大きい新興国事業を強化する狙いだ。
 北欧の携帯大手テリア・ソネラなどから、エヌセルの発行済み株式の8割を保有するレイノルド・ホールディングスを買収する。買収は2016年6月末までに完了する予定。アシアタは今後、ネパールの経済成長にあわせて高速データ通信などの新サービスを導入する方針だ。




2015年のグーグル急上昇ワード、パリ事件やバスケ選手が上位に

Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151218-00000005-jij_afp-int

AFP=時事、ヤフーニュースより 12月18日(金)
【AFP=時事】米インターネット検索大手グーグル(Google)は16日、2015年の急上昇検索ワードランキングを発表した。

2015年ツイッター重大ニュース、2度のパリ襲撃事件など

 総合で検索トップとなったのは、米プロバスケットボール協会(NBA)の元スター選手ラマー・オドム(Lamar Odom)さん。オドムさんは10月、米ネバダ(Nevada)州の売春宿で意識不明の状態で発見され生死の境をさまよった。

 2位は1月に仏パリ(Paris)の本社をイスラム過激派に襲撃されたフランスの風刺週刊紙のシャルリー・エブド(Charlie Hebdo)。3位はオンラインアクションゲームの「Agar.io」、4位は米国の恐竜アドベンチャー映画『ジュラシック・ワールド(Jurassic World)』だった。

 カテゴリ別ランキングでは、ニュース部門のトップがシャルリー・エブド、2位がパリとなった。パリは1月にシャルリー・エブド襲撃、11月に同時テロと2度、過激派襲撃の舞台となった。

 3位は「史上最大級」とされたハリケーン「パトリシア(Patricia)」、4位は「ISIS」(イスラム過激派組織『イスラム国(IS』」の別称)、5位はネパールだった。

 有名人部門ではトップのラマー・オドムさんに続き、米国の女子総合格闘家、ロンダ・ラウジー(Ronda Rousey)さんが2位。3位はトランスジェンダー(性別越境者)であることを公表し、「ブルース・ジェンナー(Bruce Jenner)」から改名した元米五輪金メダリストのケイトリン・ジェンナー(Caitlyn Jenner)さんとなった。英歌手アデル(Adele)さん同部門では4位だったが、音楽部門ではトップ。

 スポーツイベント部門では、サッカー南米選手権のコパ・アメリカ(Copa America)が1位。これにテニスのウィンブルドン(Wimbledon)選手権が2位で続き、自転車ロードレースのツール・ド・フランス(Tour de Franc)が3位。英イングランド(England)で行われたラグビーW杯(Rugby World Cup)が4位にはいり、5位は米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の優勝決定戦スーパーボウル(Super Bowl)だった。【翻訳編集】 AFPBB News

日本での難民申請者数、5年連続で過去最高を更新

Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151216-00000075-reut-asia

ロイター 、ヤフーニュースより 12月16日(水)
[東京 16日 ロイター] - 日本で難民申請をした外国人は10月末時点で6160人に上り、5年連続で過去最多を更新したことが分かった。法務省によると、昨年の申請者数は5000人だったが今年はすでにそれを大幅に上回っている。ビザの発行要件緩和や労働力不足を受け、日本に来る外国人が増えているという。

法務省では、増加の背景として、難民申請中は強制送還されないことや、申請の半年後から働けるように2010年に制度の運用を変えたことがあると分析している。

国籍別では、昨年はネパール、トルコ、スリランカ、ミャンマーの順に多かった。今年もこの傾向に大きな変化はないという。

難民支援協会の石川えり代表理事は、難民申請者が増えている背景として、ビザの発行要件が緩和されたため「日本に来るハードルが低くなっている」と述べた。

日本に来る外国人全体の数も増加を続けている。日本政府観光局が16日発表した11月の訪日外国人数は、前年比41.0%増の164万7600人で、11月としての過去最高を更新した。為替円安の継続で割安となった日本製品の買い物需要が拡大しているという。1―11月の累計では、過去最高だった2014年の1341万人をすでに上回り、前年比47.5%増の1769万4400人となった。

*写真のキャプションを修正しました。

(トム・ウィルソン、宮崎亜巳)

2016年に訪れるべき最高の場所14選

Source:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151216-00010543-forbes-bus_all

Forbes JAPAN 12月16日(水)
世界は広大だ。そして、広がり続けている。私が知る本気のトラベラーたちはみな、新しい場所を訪れたり、誰かが訪れた場所の話を聞くたびに、行きたい場所リストは長くなる一方だという。

それでは、どのように優先順位をつけたらよいのだろうか。新たに定番となった場所か、新たに明らかになった場所か。ひっそりした僻地か、開発されすぎた場所か。その場所が永遠に変わってしまう前に見ておかなければならないものとはなんだろう。

そこで私は、超ハイエンドな体験型旅行企画会社の専門家に聞いてみた。このスーパーエージェント集団は、顧客の関心を把握しているだけでなく、彼ら自身で世界の隅々まで冒険して得た知識を有している。上質なリネン、豪華なバスローブ、そしてブルゴーニュワインの大ボトルを正しく評価することも忘れない。

彼らが来年注目するのはここだ。

ブータン
ブータンは、ここしばらく魅力的な国リストに名を連ねているが、アブソルート・トラベル社は、同国が本当に変わってしまう前に訪れるよう勧めている。同国を走る質素でほとんど未舗装の道路は、ツアーバスも走行可能な舗装された大通りに変わりつつある。以前にはなかった(よりしゃれた5つ星のような)3つ星及び4つ星のリゾートホテルも計画中だ。ブータンは依然として特別な存在だが、伝統的な衣装はすでに中国からの機械製シルクにとってかわられ、伝統的な染色職人を見つけることはほぼ不可能になっている。アブソルート社は、ダラ・アーティザンズと協力し、顧客を最後の機織り及び染色職人のもとへ案内する。その中には王室に品物を納める染色職人もいる。

コロンビア
数週間前、ジオグラフィック・エクスペディション(GeoEx)社のアメリカ担当責任者ジェニン・コーエンは、現地を詳しく調べた。「エネルギーがはっきりと感じられ、着実に経済成長している。旅行者は、常に嬉しい驚きをコロンビアから感じている」GeoEx社が活動する地域は長年にわたり安定し、安全である。また、政府は現在インフラを改善しているところで、平和協定のためコロンビア革命軍(FARC)との最終交渉を行っている。主要な高級ブランドホテルが無数の最先端のアートギャラリーやレストランと共にオープンしているが、植民地時代の小さな町や村は時間が止まったかのようだ。コロンビアは今も十分な価値を持ち、「僻地を冒険している感覚が味わえる。観光産業はまだ比較的新しいので、人々は非常に親切で、自分たちの国を紹介することに興奮している」。

インド・ラダック
レッド・サバンナ社が求める主な傾向の一つに、現代文明から切り離されることがある。ラダックは「楽しく非文明的で、人々のライフスタイルや意識がやみつきになるほど切り離されている」とレッド・サバンナの創設者ジョージ・モーガン・グレンヴィルは言う。同社のラダック村体験は、復元された村の家でのホームステイや地域社会との本当の関わり(王に謁見する可能性も)を体験しながら、徒歩でインダス谷の僻村を探検する。Wi-Fiもテレビもなく、電話は受信できない。「ラダック人の整ったライフスタイルは、重度に接続された環境で生活することのつまらなさと不適切さを浮き彫りにする」。

ザンビア・ザンベジ

最近のビクトリアフォールズ空港の改善と特別席のオープンは、同地域をこれまで以上に熱くしたとブラック・トマト社の創設者トム・マーチャントは言う。「しかし、同地を訪れる観光客はまだ比較的少ない。ということは、野生生物をより多く目撃できるということだ」加えて、冒険の大きな可能性も秘めている。「ザンベジ地域は、典型的な車や馬、又は徒歩でのサファリを超える経験を数多く提供している」ブラック・トマト社は、ザンベジ川にある離島でのキャンプ、カヤック・サファリ、滝の上空を飛ぶマイクロライト(超軽量動力機)やヘリコプターのツアーを手配することができる。

スリランカ南岸

この地域は常に最高のビーチを有していたが、宿泊施設は洗練された旅行者というよりもバックパッカー向けで、コロンボからはでこぼこ道を4時間も要したとレッド・サバンナ社は指摘する。現在、改善された道路が所要時間を半分以上に短縮しており、わずかにある新しく興味深い宿泊場所は、文化三角地帯と中央高地の茶畑を有するヤラでの野生動物の観察を実現している。「5つ星の快適空間でリラックスしながらスリランカの休暇を締めくくるのは今です」とモーガン・グレンヴィルは言う。

ブリティッシュコロンビア
遠くのものに夢中になり、身近にある宝物を見逃すのは簡単だ。アブソルート社のケイティ・ロージーは、それは間違いだという。「そこに太平洋岸北西部がインスタグラムにもてはやされる理由がある」しかし、この野生生物の中心地は、伐採と破滅的なプロジェクトによる変化により、気候変動の最前線にある。クレイオコットのような荒野の楽園はまだ手付かずだが、同州の鮭の遡上、ホッキョクグマの移動、シャチの大群、繊細な熱帯雨林の生態系及び氷河が危険にさらされている。グリズリー狩りは、アフリカにおける猛獣狩りのように、ここでは深刻な問題となっている。動物は死んだときよりも生きているときに価値があると示すことが行動を変えるのに役立つ。ニモ・ベイ・ホテルは、ハンターたちにおもてなしつきの滞在とライセンスを交換させることさえしている。

イラン

これは、新し物好きのための選択だ。レッド・サバンナ社の旅行は開発中で、カタログにはないが、国際関係の雪解け、制裁解除及びビザ規制緩和の見通しは、すでにイランをより魅力的な国にしている。同国は、観光産業への投資を誘致するために1,000以上のプロジェクト立ち上げを計画している。本当の雪解けまでには数年かかるかもしれないが、アリカプ宮殿、ペルシアの首都ペルセポリス、アブヤーネのような泥レンガでできた農村、素晴らしいイスラム建築といった古代の遺跡がそこにはすでにある。

ネパール

先月ネパールを旅したばかりのアブソルート社トラベルマネージャー、オーウェン・ガディスは、今こそ、この国の栄光の復活を目撃する瞬間だという。ネパールを観光することが、震災後の復興を助ける最良の手段の一つとなる。観光産業が主な収入源であることから、同じく、同国を今訪問するよう人々に強く働きかけているアドベンチャートラベル貿易協会は、訪問するのが遅れるほど、同国の社会構造は破壊されると警告する。だが、ガディスは残念ながら人道的使命をほとんど果たしていない。彼は、「ネパールの人々はこれまで以上に生きがいを持っている。そして、その精神と気概は人から人へと広がるものなのだ」という印象を持って現地を後にしたという。


自然のままのパタゴニア

GeoEx社は、尊敬される自然保護活動家ダグラス・トンプキンスの新しい公園(ビジターセンターが今シーズンオープン予定)と、アルゼンチンとフィッツロイへ向かう山々を巡るハイキングを組み合わせた先駆者的旅行をコンセルバシオン・パタゴニカと協力して立ち上げたばかりだ。この公園は、年間わずか数百人の観光客しか訪れないが、今後数年間でトーレス・デル・パイネ国立公園(20万人)と同程度の旅行者を受け入れることになると予測している。コーエンは、「景色が同じくらい壮観だ。そして先駆者である旅行者たちは、公園全域で他の誰も見つけることがないだろう!」と言う。

ケニア

テロリストによる(単発的)攻撃や(遠くの)エボラ熱の恐怖を経験した後、ケニアは復活のための態勢を整えている。アブソルート社によれば、魅力的な低木地帯やアンガマ・マラなどの豪華で新しいロッジもある。そして、もちろんいまだに尻込みする観光客がいるため、訪れる者には、映画「愛と哀しみの果て(原題Out of Africa)」のような本物の体験という報酬が与えられる。それは、ほとんど車両のない野生生物の世界だ。旅行者の存在(及びドル)が密猟者の活動を防ぐ。アブソルート社が、最後の野生のクロサイ8頭のボディーガードと一緒にトレッキングする手配をしてくれる。さらに、2016年は、旅行者がマサイオリンピックに参加することができる最初の年でもある。

ブラジルで食の旅
アブソルート社トラベルマネージャー、サシャ・リーマンは、アマゾン川からの採れたて食材を使ったメニューを食べに行くよう勧める。サンパウロの有名なレストランDOMのシェフ、アレックス・アタラのブラジル食材への献身は、大都市からベレン、ミナス・ジェライス州及びアマゾン川そのものを動かしたが、それはスタートに過ぎない。アブソルート社の新しい旅は、ただそれだけを祝福するものだ。観光客は、収穫直後にその生命力を失う本物のアサイーを味わったり、DOMの元シェフ、フェリペ・シュエドラーのマナウス郊外にあるレストラン・バンゼイロでの宴のため、シェフと食糧探しをしたりする。リーマンは、自然だけでも旅をする価値があると付け加えた。「アマゾン川は、あなたの考えるものとは違う。嫌悪と不安の感情を捨て、海のように大きな川や、蚊を撃退する栄養豊富な川、泳げる川、青い川、黒い川、赤い川でできた万華鏡に焦点を当ててみてください。そういえば、オリンピックもありますね」

クロアチア・ダルマチア海岸
アドベンチャースミス社販売・業務部長クリス・ハーターは、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の人気は、このアドリア海の商業地を観光客のレーダーによりしっかりと結び付けた。ドゥブロヴニクは物語の架空の首都「キングスランディング」のロケ地として使われ、スプリットも登場する。アドベンチャースミス社は、38人乗りの真新しいインフィニティ号に乗船してのダルマチア海岸クルーズを新たに一つ追加したばかりだ。また、プライベートチャーターも思う存分楽しめる。

バリ・バトゥール山

3月9日に珍しい日食が起きると予測されており、ブラック・トマト社はそれを生で観測するよう、また、宿泊施設が満員になる恐れがあるため、すぐに予約をするよう勧めている。メインイベントの前に、バリの水田や寺院を見るために火山をハイキングしたり、オーストラリア国立海洋博物館の研究員ジェフリー・メレフォントとクルーズしながら観測できるコースもある。

キューバ

キューバについてはたくさんのことを聞いてきたことでしょう。しかし、今春は、米国からの大型クルーズ船が5月に到着する前に訪れる最後のチャンス。 GeoEx社は、キューバ発の小グループ旅行の一つに多種スポーツが体験できる旅行を追加する予定だ。同社は個人旅行を手配することのできる数少ない旅行会社の一つである。
Ann Abel

インドとの国境閉鎖で危機的状況に…苦境に立つネパールの妊産婦と子どもたち

Source:http://bylines.news.yahoo.co.jp/fujimuramisato/20151216-00052480/

この子が病気にならないことを祈るだけです、と話す母親(撮影:東海林美紀)
今年4月、マグニチュード7.8の地震により甚大な被害を受けたネパールの首都カトマンズ。乾季に入り、早朝の最低気温は5℃前後という寒い時期を迎えている。
しかし、今年は部屋を暖かくすることもままならない。地震から半年以上が経つ今、再び極度の物資不足に陥っているのだ。
実は、ネパール政府が提案した新憲法をめぐり、南部インドとの国境が今年9月から封鎖状態となっている。医薬品や生活必需品をはじめ、ガソリンやガスなどもインドに頼っているネパールでは、市民の生活も様変わりしていた。

インドとの国境封鎖で、街からガソリンが消えた

新憲法の反対派が国境付近で抗議活動を行っているために、インドとネパールを結ぶメインルートがストップ。輸入している物資がほとんど入ってこないという今の状況は、今年9月から既に3ヶ月も続いている。
大きな地震が起きてからまだ半年、さらに一年で最も寒い時期がすぐそこに迫っているにもかかわらず、ガソリンや医薬品の不足から、支援もままならない。日本のNGOとして妊産婦支援を続けているジョイセフの小野美智代さんは危機的状況だと話す。
「インドからの物流は、通常時の20%しか入ってきていません。国境は全て封鎖されたわけではなく、止まっているのはメインのパイプラインだけ。そのため、別ルートから入ってくる20%に頼っている状況なのですが、それらは政府系の病院に優先的に回っていたり、ブラックマーケット(闇市)に高値で売られていたりするのです。市場で偽物のガソリンが売られていて、それを使った車が故障するというトラブルも。市民はとても苦しい生活を強いられています。」
長蛇の列に並んでも、明日ガソリンが手に入るかは分からない(撮影:東海林美紀)
長蛇の列に並んでも、明日ガソリンが手に入るかは分からない(撮影:東海林美紀)
首都カトマンズでは、ガソリンを得るために列をなすバイクや車が何十台も並んでいる。聞くと、バスの日、車の日、バイクの日と決まっているため、配給があるのは翌日だという。
このまま24時間以上も待つことになるため、車だけを置き去りにしていなくなるドライバーも続出。バイクや車が溢れ、道をふさいでいる。
「自家用車を走らせるためのガソリンはない。でも、公共交通のバスも本数が減っています。市民はぎゅうぎゅう詰めのバスに入れず、バスの上にも乗るしかない状況です。避難している人が多い地域で、巡回診療をやろうとしているのですが、医薬品が来ないので、渡せる薬が無い。ガソリンが高騰しているために、巡回する車も簡単には出せません。(小野さん)」
震災前のバクタブル 歴史的な建物も多い街だった(撮影:ジョイセフ)
震災前のバクタブル 歴史的な建物も多い街だった(撮影:ジョイセフ)
震災後のバクタブル まるで爆撃を受けたかのような街並みになっている(撮影:東海林美紀)
震災後のバクタブル まるで爆撃を受けたかのような街並みになっている(撮影:東海林美紀)

地震後、身を寄せ合って暮らすのはベニヤ板の仮設住宅

首都カトマンズの南にある、古都バクタブル。ここも地震で大きな被害を受け、多くの建物が崩れたままになっている街のひとつだ。
仮設住宅で暮らす人々は、インドの国境封鎖により、ガスさえも使えなくなった。以前は、一軒にひとつはあったというガスタンク。震災後は、数軒の仮設住宅にひとつ置いてある状態だったが、それも今では空きタンクになっている。
ネパールでは雨季の水力発電に頼っているため、通常であっても乾季の時期は節電モード。今年はそこにガソリンやガスの不足が追い打ちをかけた。
薪を運ぶ女性。とうもろこしの皮や藁のかけらなども使って火を燃やすという
薪を運ぶ女性。とうもろこしの皮や藁のかけらなども使って火を燃やすという
「そもそも、ネパールの仮設住宅は、日本の仮設住宅とは大きく違います。海外からの支援で立っているのは、ベニヤ板での仮設住宅やテント。夏の間だけオープンする海の家のようなベニヤ板で建てられた簡易的な建物です。当然、風も雨も入ってくるので、雨季の間は雨漏りで部屋の中がぐちゃぐちゃになっていたほど。そこに3世帯が同居していることが多く、妊婦や赤ちゃんたちも、衛生状況が良くないところで暮らしているのが現状です。」
そう語る小野さんは、先週1週間かけて妊産婦へのインタビューを行った。彼女達、そして何よりもお腹にいる赤ちゃんを救うために何ができるのか、把握する必要があった。

物資不足の中での出産は、生命の危機につながる

先月末、ユニセフが発表した報告によると、ネパールの5歳未満児 300人以上が病気や命の危機にあり、今後2ヶ月で12万5000人の新生児が特に危険な状態にあるという。
標高が高い地域では、燃料不足で暖をとれないと、体温調整できない新生児の命も守れない。これは、妊産婦や子どもなどにとっては大きな問題だ。
現在、妊娠9ヶ月のAmita(22歳)さんは、医薬品の不足から帝王切開の手術はできないと医師に言われてしまった。初産なので右も左も分からないが、とにかく自分の出産に異常がないことを祈るしかない。たとえ異常があったとしても、ガソリンがないので車で町の病院には行けないのだ。もしものときにはどうしたら…今から不安でいっぱいだという。
また、1歳2ヶ月の赤ちゃんがいるSagorさん(26歳)は、我が子の病気を心配していた。「病院にはスタッフもいないし、薬も無いし、ガソリンがない中、車に乗れないから病院に連れていけない。連れて行ったとしても何もしてもらえない。病気になったらどうすればいいのか…。」
乾季に入り、雨が降らなくなったネパールは、感染症が流行する時期に入った。普通の風邪はもちろん、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎などに罹患する可能性があるという。
それに加えて、震災で家を失い、ひとつの仮設住宅に三世帯以上が暮らすケースも少なくない。感染症も蔓延する下地がある中、妊婦も赤ちゃんもそこにいなければならないのだ。
「ネパールは自宅出産も多いですし、血(月経・出産)=不浄というイメージで、それに伴う古くからの慣習が根強く残っている地域も少なくありません。震災後から続く非常事態を前に、妊産婦や小さい子どもにとっては特に厳しい環境だと思います。医薬品がなかなか揃わず、仮設での巡回診療は遅れていますが、石けんや生理用品などと冬用のセーター、授乳服兼用サリーなども入れた女性支援キットを配布する支援を続けています。震災から半年以上が過ぎていますが、現在も震災以上に苦しい状況だということを知ってもらいたいと思っています。(小野さん)」
一時的だという見方もあったネパールとインドの国境封鎖だが、3ヶ月以上も続いたことで、妊産婦や子どもたちを中心に市民が苦境に立たされている。
子どもの命に政治情勢は関係ない。せめて、緊急物資の支援については例外を認めるなどの対応ができないだろうか。
現地は既に寒い時期を迎えている。ゆっくり待っているだけの余裕は、ない。
都立国分寺高校、早稲田大学卒業後、テレビ局入社。報道情報番組やドキュメンタリー番組でディレクターを務める。2008年に女児出産後、児童虐待・保育問題・周産期医療・不妊医療などを母親の視点で報道。2013年より海外在住。海外育児や国際バカロレア教育についても、東京と海外を行き来しながら取材を続ける。テレビ番組や東洋経済オンラインなどの媒体で取材・執筆するほか、日経DUALにて「働くママ1000人インタビュー」などを連載中。働く母たちが集まる場「Workingmama party」「Women’s Lounge」 主宰。Global Moms Network コアメンバー

憧れのネパール、ヒマラヤの麓で呼吸の大切さを知る

    Source: http://cyclestyle.net/article/2015/12/16/30884.html
    Nepal trekking
6000~7000m級の山が並ぶヒマラヤ山脈、その山々を一度は見てみたい、という想いで春を迎えたオーストラリアから秋のネパールへと向かいました。今回の目的は写真ではなくトレッキング。しかし職業柄カメラをなくしての旅は考えられず最低限のカメラ機材を持ってネパールへ。

さて、私たちグループ15名(リーダー・サブリーダ・荷物運搬係4名を含む)が今回トレッキングで目指したのはネパールのアンナプルナ連峰の一部トロング・ラ(標高5416m)。4日目のチャメ(標高2670m)までは仲良くハイキングと行った感じで進んでいきました。

●5日目チャメからピサングまで

5日目チャメ(2670m)からピサング(3300m)までのトレッキング。約600mの登りです。3000m過ぎたあたりから、少し歩いても疲れやすくなってきて環境の変化を身体が感じていました。

村では、ちょうど収穫祭のようなお祭りの最中で馬たちは着飾り村民たちは楽しそうにしていました。それらで少しは気がまぎれましたがそれでも身体に疲労度はとれないまま。

カメラは持っているものの写真を撮る余裕がなかったのか撮影写真も少なく、またこの日はかなり疲れていたのか、日記はそれで終わっていました(笑)

●6日目ピサングからマナンまで

ピサング(3300m)からマナン(3540m)の短い距離を進みます。

夜は眠れず、疲れも残ったまま朝を迎えました。朝はとても寒く長袖のシャツにジャケットその上にウィンドブレーカー。11時過ぎの休憩をはさみ、午後2時半まで少し登りまた平たんにの繰り返しで進みました。平たんになっても疲れで歩くペースはかなりゆっくり。やっとその日宿泊する場所マナンへ到着。

すでに初期の高山病があっためにベットで横になることに。

今回は幸いなことにメンバーに救急サービスのメディカルスタッフがいたために彼らのアドバイスで、この日からダイアモックスという初期の高山病には有効な薬の服用を始めました。ネパールでは処方箋なしで薬局で購入可能でした(15錠300円前後)。

●ダイアモックスについて

初期の高山病に使うものとして登山家の間ではポピュラーな薬の一つ。

空気が薄くなった場所で呼吸することが難しいときに、呼吸をする中枢を刺激して呼吸を助ける作用があるものです。筆者の症状としては夜眠れない、身体がむくんだ感じがする、疲れがとれない、頭痛など。登坂で普通に呼吸をしたいのにできないという症状もあり15分歩いても息切れするほどつらい症状でした。また食べ物にも少し変化が。普段は朝食にゆで卵を食べる習慣はないのですが、これらの症状が出始めたころから、ゆで卵を食べることから朝がスタートしていました。

●当たり前に思っていた呼吸することの大切さ

今までに感じたことのなかった呼吸をすることの難しさ。

短い距離でも息切れで先に進めなかった、リーダーからは呼吸をするように言われ、自分ではわかっているのにできない苦しさ。他のメンバーが普通に歩いているのに自分ができない、この先は一緒に歩いて行かれるのか、その不安を常に持つようになったのもこの頃。

普段でも有酸素運動での運動にはかなり時間をかけていたので、体力は多少自信はあったものの役に立たず、また酸素が薄くなるのを感じたのは初体験でした。

マナンでは同じコテージに2日滞在予定だったため、自由な時間が取れるかと思っていたにも関わらず、これからまだ登っていくための準備歩行がありました。

服用を開始したダイアモックスの効果が現れるのか、少しでも楽になりたかった筆者は効果を期待しました。
《Australia photographer Asami SAKURA》

2015年12月15日火曜日

6万人のネパール人にインターネットを届けた男

Source:http://www.gizmodo.jp/2015/12/_6789.html

2015.12.12 
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こちら、ネパール人Mahabir Punさん。かなりのやり手です。
彼は、ネパールの小さな村に住んでいるため自分宛のE-mailをチェックするのに2日も森や山を歩かなくちゃいけませんでした。当然、Punさんはそんな生活にサヨナラしたいと思い、Nangi村インターネットをひくことを決意!
これは、Punさんが村でインターネットを接続できるようになるまでの記録をClemens Purnerさんが映像におさめたものです。毎日をなんとなく過ごしてちゃダメだなって気持ちになりますよ。

.Nangi村にはインターネットがありませんでした。1番近いPokharaには2日も歩かないといけません。私は月に1回Pokharaまで歩き、E-mailをチェックしに行ってました。6年間、毎月毎月。しかし2001年、もっと賢い方法があるはずだと思いつきました。私の夢は、Nangi村と世界を結ぶワイヤレス・ネットワークを構築することでした。皆、私の頭がいかれたと思いネパールの誰もが失敗すると思っていました。それもそのはず。ネパールでは機材を入手することすら出来ない環境だったから。そこで、私はBBCオンライン・ニュースにメールして、誰か私を助けてくれる人はいないか?聞いてみたんです。辺ぴな地域でワイヤレス・ネットワークを構築する手助けをしてくれる人を。
すると返事がありました。なぜネットワークを構築したいんですか?と質問がきたので、私たちは僻地に住んでいるからと答えると、現在、どこまで進んでいますか?と聞かれたので、木の箱でコンピューターを作ったと答えました。彼らにとって、興味深くおもしろいネタだったと思います。私たちは連絡をとりあい、2001年にBBCオンラインニュースで記事になりました。その結果、プロジェクトを助けたいと沢山のE-mailをもらい、実際に2人の男性が私たちの村を訪ねてくれて、ワイヤレス・ネットワークを構築してくれました。1人はベルギーから来てくれたJohannさん、もう1人はフィンランドから来てくれたJonnyさん。
市場ではアンテナを売っていませんでしたが、ラッキーなことに基本原理が同じテレビ用のパラボラアンテナをみつけたので代用することにしました。そして2002年5月の朝、すべてが完成しました。Pokharaのパラボラアンテナがワイヤレス・シグナルを私たちのほうに送り、Moharaで巨大なレシーバーと共にシグナルを待っていました。少しづつアンテナの角度を動かしながら山頂の尾根で待つこと2時間、実際に作動したんです! 私たち自身も驚いてしまいました。
この成功は、簡単にE-mailをチェックできるようになっただけじゃなくもっと大きな影響力がありました。ビデオ・カンファレンスシステムで、カトマンズの病院の先生とNangi村クリニックの医療従事者をつなげることができたり、e-コマース・プラットフォームも村の人々を助けています。物を売ったり効率的に生産することが出来るようになりました。
また、Nangi村に高校をつくったので現在、350人の子供たちが最新のオンライン教材で学んでいます。
いま、ネパールは大きなチャレンジに直面しています。仕事不足で若い人達は十分な収入を得ることができていません。そのため、仕事を求め外国へ行ってしまいます。とても貧しい生活状況です。このプロジェクトは、次世代の人達が収入を得るための新しいチャンスを切り開いてくれます。
貧しい子供たちのために山間部に大学をつくり総合大学に育てるという夢もあります。そして、もう1つは既に進行中のプロジェクトで、友人たちとイノベーション・センターを建てています。若者たちのクリエイティビティと革新的なアイディアを考える力を養うために。才能のある若者が沢山いますから。夢はどんどん広がり、山岳地域で実行可能な収入を生むプログラムをもっと沢山スタートさせたいです。たとえば、僻地を観光するツアーやアンナプルナ山トレッキングを企画したりしたいです。また、可能ならPokharaとManangを繋ぐケーブルカーを設置したいですね。なぜなら、Pokharaの村人たちは雪を見たり触ったことがないから、雪の多いManangで雪を体験させてあげたいから。将来的には、山で葡萄を育てワインを作ったり、オリーブを育ててオリーブオイルを売るこが出来たら…。きびからウイスキーがつくれたら…。
興味が湧いたら、私たちの村に遊びにきてください。

Punさんの数々の夢たち、時間をかけながらでも、ひとつづつ叶っていくといいですね。
source: Vimeo
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文
(junjun)

憧れのネパール、トレッキングの体力を支える食事編

Source: http://cyclestyle.net/article/2015/12/10/30671.html
2015年12月10日(木)
ネパールで有名なダルパッド(これを混ぜながら右手で食べます)
  • ネパールで有名なダルパッド(これを混ぜながら右手で食べます)
  • メンバーの一人にポーター(荷物の運搬係)の荷物を同じように頭に載せてもらいました。
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4日目チャメ(2670m)~5日目ピサング(3300m)までのトレッキング

トレッキングをスタートして4日間が過ぎました。この4日間は仲間の様子やトレッキングというもの、そして自分のペースを知るのに必死で終わったような気がします。食生活はほとんどパターン化しましたが、トレッキングの最中は常に次の食事が楽しみになりました。

●朝食にもお国柄

今回のメンバーはUKから3人、ドイツから3人、ベルギー、ネパール人2人(リーダー・サブリーダー)、そして筆者日本人。

UK、ベルギーからのメンバーの朝食はパン系、ドイツからのメンバーはシリアル系。今思い返すとこの二つのパターンに分かれてました。ネパール人の二人はピタに似たパンが朝食。

●午前中の休憩で早くもランチのオーダー

午前中の休憩(ランチの約2時間くらい前)に、ランチの種類を決めておきます。決まった時点でそれをサブリーダーが事前にランチをする場所へ携帯で連絡。到着する時刻には温かいものは温かい状態で食べられるように段取りがされました。ランチに限って、チャーハンか焼きそば、またはスープ麺の3種類からチョイス(もちろん他メニューはありますが)。決まった中からチョイスするというのは、後の会計を簡単にするということの意味もありました。

確かに時間を無駄にしない段取りのよさはありましたが、欠点もありました。

(欠点)
1.午前中の休憩でお腹がすいていない状態でもうオーダーをしなければならない
2.決められた中から選ばなくてはならない

しかし、私たちは食べる目的の旅ではないことだったこと、また常に余裕のある快適なトレッキングのためには無駄な時間を極力省くことが必要なことだと感じました。

●夕食は個々好きなもの、そしてアルコール類も

毎日ほとんど違うロッジ(中、2日だけ同宿)のため、毎晩の食事は、同じメニューでもロッジごとに味付けが違い、いつも同じような味のオーストラリアでの料理に慣れていた筆者には、どこか日本の家庭の味を思い出させるものがありました。

これまでは食事やアルコールでの制限はなかったのですが、アルコールについてはこの後に規制がでてきます(高山病予防のため)。

●体調が変わり始めた4日目チャメ(2670m)~5日目ピサング(3300m)まで

4日目にチャメでの夜はほとんど眠れず不思議に思っていました。

そして5日目ピサングへ向かっている途中に疲労度が増してきたことに気が付きました。疲労度を感じたとはいえ、止まるわけには行かないので写真を撮りながら休憩してメンバーについていったのです。

しかし目の前に広がる山々は言葉には表すことのできない自然、「この時だから君のカメラが役に立つんだよ」とすれ違ったアメリカ人が筆者に言いました。

その山々を見ては進む、その繰り返しで前進の日々。

●山での水シャワー

3300mピサングまで登るとコテージでのシャワーがほとんど水シャワー。トレッキングで汗をかいたとはいえ、朝夕はかなり冷え込むような場所。いつもシャワーの蛇口をひねればお湯がでるのに慣れていた筆者はお湯シャワーがないのを不便に感じました。

5日目(3300m)まで無事に終了。ゴールであるトロングラ(5416m)まではまだあります。この頃から筆者は少しずつ不安を抱えるようになりました。それはメンバーのほとんどがトレッキングの経験者であること。また筆者は西洋人が日本人よりも体力のあることを知っていたからです。いつまで他のメンバーと一緒に登って行かれるのか、リーダーからポジティブにと言われていたにも関わらず、自分の体力の限界を感じ始めていたのでした。不安と多少の体調の変化を自分で感じながらの6日目、大きな体調の変化がやってきました。 (続)
《Australia photographer Asami SAKURA》

藤が丘地区センのサクラが満開迎える 見頃は今週から来週

Source: http://kohoku.keizai.biz/headline/1620/


藤が丘地区センのサクラが満開迎える 見頃は今週から来週
冬に咲くサクラ「ヒマラヤザクラ」
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 藤が丘地区センター(横浜市青葉区藤が丘1)玄関前に植えられている「ヒマラヤザクラ」が12月7日、満開となった。

満開となったヒマラヤザクラ

 ヒマラヤザクラはバラ科サクラ属の樹木。ネパール地方原産といわれる冬に咲くサクラで、ピンク色の花は散る間際に色が濃くなる。2004年に同センター開館15周年を記念して玄関前に植樹された。

 苗木は近隣の園芸家で、20年以上ネパール・ヒマラヤの山村で植林協力を行っている高橋佳晴さんが、ネパールから持ち帰った種子を育てたもの。同館ではこれまで高橋さんの協力も得ながら大切に育ててきた。

 毎年11月から12月にかけて花を咲かせており、地域のシンボルツリーになっている。今年は11月下旬頃から咲き始め、現在満開を迎えている。ソメイヨシノなどに比べて、花を咲かせている期間は長いが、見頃は今週から来週末にかけて。

 同館の片瀬映子館長は「今年は例年に比べて早く満開になった。青い葉っぱも出始めてはいるが、満開のサクラを楽しむことはできる。雨や風で散る前にご覧いただけたら」と話す。

岡田准一、世界最高峰エベレストにとりこ「あの景色が忘れられない」

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151215-00000029-sanspo-ent

サンケイスポーツ 12月15日(火)ヤフーニュースより
 V6の岡田准一(35)が14日、東京都内で行われた主演映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」(平山秀幸監督、来年3月12日公開)の完成報告会見に出席した。

 夢枕獏氏の大人気小説が原作で、世界最高峰の山に魅せられた男たちの物語。山岳カメラマン役の岡田は、実際にカメラや登山が趣味で「この作品をやるためだったのかな」と感慨深げ。

 実際にネパール・エベレストに登り、標高5200メートル付近でロケを敢行したが、苦労したのは高山病対策のため阿部寛(51)から習った「鼻うがい」といい、「うまくできなくて、死にそうになった」と苦笑した。

 それでも「もう1回(エベレストに)行きたい。あの景色が忘れられない」。尾野真千子(34)も「私も登りたい」と、すっかり山に魅了されていた。

ネパール研修生と児童交流 「村のために勉強、すごい!」

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151214-00000269-yamagata-l06

山形新聞 12月14日(月)、ヤフーニュースより

 大石田町大石田小(瀧浪敦校長)の6年生34人が11日、町内の地福寺(宇野全匡住職)で日本文化を学ぶネパールの研修生2人と交流し、「生き方を学ぼう」というテーマで総合的な学習を行った。

 2人は同国ズビン村出身のマダン・ライさん(20)とプラミナ・ライさん(19)で、宇野住職と一緒に教室を訪問した。日本語を話せるマダンさんがズビン村について「みんな食べるために勉強より仕事をしなくてはならず、字が読めない、書けない人がいっぱいいる」と説明した。

 夢を聞かれたマダンさんは「村に産業を興したい」、プラミナさんはマダンさんの通訳で「村に図書館を建て、いろんな国の本を置きたい」と話した。子どもたちは熱心にメモを取り、最後に全員でネパールの歌を合唱した。尾崎巧茉(たくま)君(12)は「村のために日本で勉強しているところがすごいと思った」と話していた。

 地福寺は1997年から、ズビン村の若者を寺に滞在させて日本文化を伝え、村のリーダーになる人材を育てている。
山形新聞社

地球温暖化でエベレストの氷河が解ける、過去40年で面積3割減少―中国メディア

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151213-00000018-rcdc-cn

Record China 12月13日(日)、ヤフーニュースより
2015年12月9日、新華網は、中国チベット自治区とネパールに位置するエベレスト地区の氷河面積が過去40年で3割近く減少したと報じた。

中国科学院の専門家は「地球レベルの温暖化が氷河融解を引き起こした」と説明し、「中国側のチョモランマ(エベレスト)国家級自然保護区にある氷河の面積は1970年代以降、28%減った。ネパール側では80年代に比べ26%減少している」とのデータを示している。

中国の同自然保護区に現存する氷河の数は1476、面積は2030平方キロメートル。海抜の高いチベット高原は地球温暖化による影響が出やすく、中でもエベレスト地区は特に顕著だという。(翻訳・編集/野谷)

エルセラーン化粧品が寄託 産経新聞厚生文化事業団に500万円

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151211-00000011-fsi-bus_all

SankeiBiz 12月12日(土)、ヤフーニュースより
 「社会福祉に役立てて」と、アジアの途上国に学校建設などを支援しているエルセラーン化粧品の「1%クラブ」(代表・石橋勝社長)が11日、大阪市北区のホテルエルセラーン大阪で、産経新聞厚生文化事業団に500万円を寄託した。

 1983年に発足した1%クラブは、販売員の積み立てなどで多彩な事業を展開。学校建設では、これまでにネパール、カンボジア、ラオスなど8カ国で小学校100校を開校している。また、子供の奨学金制度開設や社会福祉支援など、国内外で社会貢献活動を進めている。

 事業団には20年以上にわたって寄託しており、事業団は歳末助け合いなど社会福祉に役立てる。石橋社長は「社会福祉や学校建設など、社会に役立つ事業を今後も続けていきたい」と話している。

2015年12月10日木曜日

中国南方航空、広州=カトマンズ線の全便を欠航…来年3月26日まで

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151207-00000020-rps-bus_all

レスポンス 12月7日(月)
スカイチーム加盟航空会社の中国南方航空は広州=カトマンズ線の全便を2016年3月26日まで欠航する。

カトマンズはネパールの首都。欠航の理由は、ネパールとインドの国境地帯の封鎖により、カトマンズで燃料・食料不足が深刻化したため。

欠航の対象便はCZ6067便、CZ6068便、CZ3067便、CZ3068便。中国南方航空は国境地帯の封鎖が好転すれば、早急に運航を再開する方針を示している。

《レスポンス 日下部みずき》

エベレストへの玄関口、ネパールの「世界一危険な空港」

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151207-00010007-afpbbnewsv-int

AFPBB News 12月7日(月)
【12月7日 AFP】ネパール・ルクラ(Lukla)にあるテンジン・ヒラリー空港(Tenzing-Hillary Airport)は、エベレスト(Mount Everest)登山者の拠点となっている。しかし、わずか500メートルの滑走路が1本、尾根の合間に建設されたのみの同空港では、度々事故が発生。天候不良による封鎖は当たり前で、「世界一危険な空港」として知られている。(c)AFPBB News

俳優チョ・ダルファン、第一子となる男の子誕生 「名前はヒマくん」

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151204-00000030-wow-asent

WoW!Korea 12月5日(土)
韓国俳優チョ・ダルファン(34)に第一子が誕生し、父親となった心境を明かした。

 チョ・ダルファンは4日、所属事務所を通して「先週、子供が産まれた。すべての瞬間を共にし、初めての出産だったため陣痛も長く、大変な点はあったが、母子共に健康でとても幸せだ」と伝えた。

 また「新婚旅行で、ヒマラヤを旅した。そこで授かった子供であり、私たちにとって意味深い場所となったため、”ヒマ”と名付けた。ヒマには”雪”という意味もあり、雪降る冬に天が授けてくれた贈り物のようだ。たくさんの方々が祝福してくださり、とても感謝している。今後、幸せに生きていく姿をお見せしたい」と喜びを語った。

 一方、チョ・ダルファンはことし3月、一歳年下の一般女性と結婚。その後、ネパールに新婚旅行に出かけたことを明かしていた。2013年夏に交際をスタートさせた2人はことし初め、両家へのあいさつを終えて、ゴールインを迎えた。

岡田准一主演『エヴェレスト』予告編解禁!主題歌は「イル・ディーヴォ」に

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151205-00000002-cine-movi

cinemacafe.net 12月5日(土)
岡田准一、阿部寛、尾野真千子といった日本アカデミー賞受賞の豪華キャストで、夢枕獏の大ベストセラー山岳小説を映画化する『エヴェレスト 神々の山嶺』。世界最高峰の地ネパール・エヴェレストで、邦画初となる標高約5,200mでの撮影に挑んだ本作から予告編映像が解禁。さらに主題歌を、世界的人気を誇るヴォーカルグループ「イル・ディーヴォ」が担当することが分かった。

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標高8.848m、氷点下50度、最大風速は50m以上という呼吸すら困難な、まさに“極限の世界”エヴェレスト。その世界最高峰の山に魅せられた2人の男と、その男たちを待つ1人の女性の交錯する人生を軸に、厳しく圧倒的な山嶺に挑む人々の姿と強い想いを壮大なスケールで描く。

日本映画史上初、実際にエヴェレストでの撮影を敢行。キャスト、スタッフ共に10日間掛けて高度順応しながら登り、1か月以上にわたるネパール・ロケに命懸けで挑んだ。「この作品のために、これまでの人生があった」とキャストも語るほど、この圧倒的な自然との対峙から、ドキュメンタリーさながらの迫力あるリアルな演技が引き出されている。

この度、解禁となった予告編では世紀の大発見につながるかもしれない、山岳史上最大の謎を追う野心家のカメラマン深町(岡田准一)と、「少しでも可能性が残っているなら俺はあきらめない」と、史上初の挑戦に憑りつかれた孤高の天才クライマー、羽生(阿部寛)が、命を懸けて世界最高峰に挑む熱い姿を映し出していく。


そして、その2人を待ち続ける運命に翻弄された女性、涼子(尾野真千子)。彼女の悲痛な叫びは胸を打つ。より高みを目指す彼らの姿は、圧巻のスケールと感動の人間ドラマをいっそう引き立たせている。

また、主題歌を担当するのは、英国から世界的人気ヴォーカルグループとなった「イル・ディーヴォ」。楽曲は10月28日に日本先行発売され、ヒットを記録している最新アルバム「アモール&パシオン」から、ベートーヴェンの第九をモチーフにした「喜びのシンフォニー」。このドラマチックな楽曲が、映画の壮大なイメージとラストに待つ感動を後押ししてくれるはずだ。

『エヴェレスト 神々の山嶺』は2016年3月12日(土)より全国にて公開。

岡田准一×阿部寛『エヴェレスト』予告解禁 世界最高峰の“極限の世界”に挑む

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151205-00040244-crankinn-movi
クランクイン! 12月5日(土)


 岡田准一と阿部寛が共演したスペクタクル超大作『エヴェレスト 神々の山嶺』(2016年3月12日公開)の予告編がユーチューブにて解禁。さらに、物語を彩る主題歌は世界的アーティストのイル・ディーヴォに決定した。

 本作は、そのスケールの壮大さから“映像化不可能な小説No.1”と言われ続けてきた夢枕獏の世界的大ベストセラー「神々の山嶺」の完全映画化作品。ネパール・エヴェレストで邦画初となる標高約5200メートルでの撮影を敢行した話題作だ。

 キャスト・スタッフ共に10日間掛けて高度順応しながら登り、1ヵ月以上にわたるネパール・ロケに命懸けで挑戦。この圧倒的な自然との対峙から、ドキュメンタリーさながらの迫力ある演技が生まれた。

 解禁となった予告編では、山岳史上最大の謎を追う野心家のカメラマン深町役(岡田准一)と、史上初の挑戦に憑りつかれた孤高の天才クライマー羽生(阿部寛)が、極限の世界で命を懸け世界最高峰に挑む熱い姿。そして、そんな2人を待ち続ける涼子(尾野真千子)の悲痛な叫びが映し出されており、“ロマン”と“感動”に溢れた人間ドラマを期待させる。

 また、本作の主題歌はイル・ディーヴォの最新アルバム『アモール&パシオン』に収録されており、ベートーヴェンの第9をモチーフにした「喜びのシンフォニー」に決定。世界最高峰の山に魅せられた2人の男と、その男たちを待つ1人の女性…彼らが繰り広げる壮大な物語と最後に待つ感動を、ドラマチックな楽曲が後押しする。

同志社大、アイチェン登頂成功 ヒマラヤの未踏峰

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151205-00000000-kyt-l26
京都新聞 12月5日(土)

 今秋、ヒマラヤの未踏の山、アイチェン峰(標高約6055メートル)に挑戦していた同志社大山岳部の学生たちが登頂に成功し、このほど帰国した。帰路に、今春の地震で被害を受けたネパール東部の学校も訪問し、学生たちは「遠征を通じネパールに親しみを持った。今後も支援を続けたい」と語る。
■地震被災地訪問「支援続ける」
メンバーは2、4年の5人。海外遠征の経験がなく、引き留める意見もあった。未踏峰に挑んできた部の歴史を引き継ごうと、4人の4年生は休学し、国内の山で練習を積んだ。
 8月に日本を出発し、同26日に約4550メートルのベースキャンプに到着。さらに数日後、約5600メートルのアタックキャンプ地点に着いた。メンバーの体力を見極めながら、9月3日登頂に成功した。
 頂上は、雪や氷に覆われ、人が一人立てる程度の広さしかなかったという。4年高伽耶さん(23)は「すごく天気がよく、周りを一望できた。やっと来た、と思うと力が抜けた」と振り返る。
 9月18日に首都カトマンズに戻り、山岳部がこれまで交流を重ねてきた、ネパール北東部クムジュン村の学校を訪れた。学校は4月の地震と5月の余震で壁が崩落するなど大きな被害が出ており、同大OBから預かった約80万円を修復費用として贈った。生徒たちが踊りなどを披露し、歓迎の意を示してくれたという。
 高さんは「山岳部90年の歴史の重みを知るきっかけになった。進取の精神やネパール支援などを次代につなぐ重要性を感じた」と話している。

在留外国人、最多217万人…ベトナムなど急増

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151203-00050144-yom-soci
読売新聞 12月3日(木)

 永住や留学などで日本に3か月以上暮らす在留外国人が、6月末時点で過去最多の217万2892人となったことが分かった。

 留学などで来日するベトナム人やネパール人が急増しているためだが、両国籍の留学生や技能実習生を巡っては、就労を目的に難民認定を偽装申請する問題も多発している。出入国を管理する法務省は、不法残留の増加を警戒している。

 在留外国人数はリーマン・ショックの影響などで2009年から減少していたが、12年末で底をうった。在留者数で1位の中国人は12年末時点とほぼ同じ人数で、2位の韓国・朝鮮人、4位のブラジル人などは減少傾向にある。これに対し、全体で5位のベトナム人は2・4倍に増加。7位のネパール人は2倍に増えた。12年末から統計を取り始めた台湾を除けば、増加率が突出している。

「インドが非公式に国境封鎖」ネパール首相が物流停止の解除要求「残酷、非人道的だ」

Source: http://www.sankei.com/world/news/151116/wor1511160068-n1.html
2015.11.16
 【ニューデリー=岩田智雄】ネパールのオリ首相は15日に行った首相就任後初のテレビ演説で、インドとの国境で物流が9月下旬からほぼ停止していることについて、インドによる「非公式の国境封鎖」と断じ、「残酷、非人道的で、想像を絶するものだ」と非難するとともに、インド側に「国境封鎖」を早急に解除するよう求めた。
 16日付の現地紙カトマンズ・ポストなどによれば、オリ氏は、「このような危機は、戦時においてさえも容認されるものではない」とし、国連憲章などに違反するものだと述べた。
 ネパールでは9月20日に新憲法が公布され、南部の親インド住民「マデシ」が権利拡大を求めて抗議運動を続けている。住民と治安部隊の衝突で約40人が死亡しており、インド側は、物流停止について「貨物業者が治安上の懸念に苦情を訴えている」(インド政府)と説明し、政府の関与を否定している。
 オリ氏はまた、燃料を緊急支援した中国に謝意を表明し、「中国との貿易拡大と、山間部のネパールとの国境付近の道路の連結性改良に最優先で取り組む」と表明した。

ネパール=中国との関係強化、南アジアに新しいエネルギー政策の流れ

Source: https://www.rim-intelligence.co.jp/news/select/category/AsianViewPoints/article/596160

2015/11/20
 ネパールの新憲法が、インドとネパール間の関係に亀裂をもたらし始めている。これと同時に内陸国であるネパールは、インドに対するエネルギーや貿易の過度な依存を引き下げようとしている。

 事の発端はネパールで制定された新憲法。この新憲法では、ネパールを7つの自治区に分割するとしている。インドはこれについて、ネパールの南部地域の住民が過度に反応する可能性を危惧している。メデシスおよびタルといった部族が居住するテライ地域では、各自治区に設定された境界線を不服として政治的な問題に発展している。この2部族でネパールの人口の40%を占めており、メデシス族は特にインド人とのつながりが深いことで知られている。このため、インドはこの動きが同国に波及することに気を揉んでいる。

 ネパールはこれまで、インドと良好な関係を維持してきた。事実、インド石油(IOC)は過去40年に亘り、ネパール石油(NOC)との契約に基づいてインドの国内相場でディーゼルや灯油といった石油製品をネパールに供給している。2006年に修正された貿易協定では、インドは26カ所の貿易地点を設定、そのうち6カ所を双方向の交通機関の要衝として認可していた。特にビルジュンジューラクシュール地点では、インド/ネパール間の最大の貿易量を誇り、その比率は両国間貿易の60%を占める。インドからの石油製品は、総量の30%がネパール船籍の、残りがインド船籍のタンカーでネパールに持ち込まれている。

 ただIOCおよびNOC間の石油製品に関する契約は、920日に制定されたネパールの新憲法に伴って発生した暴動で凍結されている。新憲法の制定後、上述のテライ地区では全域で暴動が発生。IOCはこれまで、年間130万トンの石油製品をネパールに供給していたが、同地域の動乱を受けてネパールへの物資供給を停止している。

 この隙を突いたのがチャイナオイル。同社は1028日、ネパールとの間で石油製品に関する契約に漕ぎ付けた。これにより、40年に及んだネパールのインド産石油製品の完全依存にピリオドが打たれた格好だ。

 IOCは引き続き、ネパールに対して燃料供給の主要な役割を果たすことを望んでいるものの、インフラが整備されていないヒマラヤ山脈を越えてチャイナオイルが石油製品をネパールに持ち込む計画に懐疑的な見方を寄せている。ただ中国の影響がインド/ネパール間の関係に変化をもたらし始めているのは間違いなさそうだ。

2015年12月9日水曜日

ヒマラヤザクラ見頃 寒風に耐え、薄紅色の花 熱海

Source:@S[アットエス] by 静岡新聞 

12月2日(水)

 ネパールの故ビレンドラ元国王から贈られた種で育てた複数のヒマラヤザクラが、熱海市の渚親水公園や県立熱海高下の斜面などで開花している。徐々に強まっている寒風に耐えながら咲く季節外れの桜に、観光客や市民が足を止めている。

 毎年初冬に薄紅色の花を咲かせるヒマラヤザクラの種は、1967年に伊東市を訪れた元国王(当時皇太子)に熱海植物友の会が桜と梅の種子を献上した返礼として、68年に約900粒寄贈された。

 種は熱海市営熱海農場で育成して約300粒が発芽したが、現存する原木は熱海高下と月見が丘公園(同市下多賀)の計2本のみ。

 原木から挿し木で増やした若木は親水公園のほか、多賀中体育館脇、長浜海浜公園、熱海高近くの「さくらの名所散策路」にあり、ほとんどが見頃状態。市によると、あと1~2週間は楽しめそう。
静岡新聞社