Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/27dc9de81031b44be61e7c547f6c5d96e7018772
多くの専門家がCOVID-19 の発生源のさらなる調査を求めている。 新しい報告は、ウイルスが動物から人に感染したという理論を覆した。 科学者は、発生源を理解することは、将来のコロナウイルス感染症の発生を防ぐために重要だと述べている。 ある著名な科学者が、COVID-19の起源を理解することは、将来の公衆衛生のために極めて重要だと述べた。 ベイラー大学の小児科・分子ウイルス学・微生物学の教授でウイルス研究の第一人者であるピーター・ホーテズ(Peter Hotez)は「COVID-19の起源を完全に理解しない限り、『COVID-26』や『COVID-32』が起こるだろう」と5月30日のNBCの報道番組「ミート・ザ・プレス」で述べた。 パンデミックの原因について詳細な調査を求めるホーテズの呼びかけは、新型コロナウイルスが中国・武漢の研究所で発生したのかどうかを理解しようとする専門家や政治家の動きの最新の例だ。 また、アンソニー・ファウチ(Anthony Fauci)博士はこのコロナウイルスが自然に発生したものであることを確信できないと述べている。 2021年3月以降、専門家がウイルスの起源をさらに調査することを求める報道がいくつかなされている。 ロバート・レッドフィールド(Robert Redfield)元アメリカ疾病予防管理センター長は3月、CNNに対し、コロナウイルスは武漢ウイルス研究所から流出したものと考えていると語った。 4月には、世界保健機関(WHO)のチームが武漢に1カ月間滞在してコロナウイルスの起源を調査し、研究所からの流出は「ありえない」と述べた。しかし、WHOは研究所にアクセスできず、データも提供されなかったという。 そして5月、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、中国が最初の症例を発見したと発表する1カ月前の2019年11月に、研究所の研究者3人がCOVID-19の症状で体調を崩し、病院に行ったと報じた。 最近になってジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は、3月にウイルスの起源に関する報告書の作成を情報機関に指示していたことを明らかにした。今回の新たな報道を受けて、バイデン大統領は情報機関に対し、「決定的な結論に近づける可能性のある情報を収集・分析する努力を倍加し、90日以内に報告すること」を求めた。 しかし、ホーテズは、情報機関による調査はあまり役に立たないと考えているという。 「個人的な意見としては、我々は情報を可能な限り集めてきたと思っている。我々がすべきことは発生源の調査だ。湖北省に疫学者、ウイルス学者、コウモリの生態学者などの科学者チームを派遣して、半年から1年かけてCOVID-19の起源を完全に解明する必要がある」と述べた。 中国は、このウイルスが自国の研究室で発生したという主張を繰り返し否定し、調査への協力を拒否している。 [原文:A leading scientist said the world needs to understand the origins of COVID-19 to prevent 'COVID-26 and COVID-32,' adding to growing calls to investigate the lab-leak theory] (翻訳、編集:Toshihiko Inoue)
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