Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/196cd1ac5b353394540fa067d10d8f9dfac12e9f
米ホワイトハウスは3日、米国内で余剰になったワクチン2500万回分を韓国やインド、ブラジルなどに提供すると発表した。大半は世界保健機関(WHO)などが主導する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じて送るという。
2500万回のうち、COVAXを通じて提供するのは約1900万回分。このうち、約600万回分をブラジルやアルゼンチン、コロンビアなど中南米の国々、約700万回分をインドやネパール、バングラデシュなど南アジアや東南アジア、約500万回分をアフリカ諸国に提供するという。
残りの約600万回分については、米国から直接送る。感染者が急増した国や近隣国などが対象で、カナダやメキシコ、インド、韓国、パレスチナ自治区などが受け取るという。
バイデン大統領は「米国の強いリーダーシップはパンデミックを終わらせるのに不可欠だ」とする声明を出した。
余剰ワクチンをめぐっては、米国は4月、英アストラゼネカ製のワクチン6千万回分を他国へ供給することを表明。さらに先月には米ファイザー製と米モデルナ製、米ジョンソン・エンド・ジョンソン製の3種類についても、2千万回分を提供することを公表していた。(ワシントン=合田禄)
朝日新聞社
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