Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/42292a92bf72b3d9702dbefac9b7ad600157f435
兵庫県は28日までに、県内に住む男女7人が、インド型の変異ウイルスに新たに感染したと発表した。うち2人は、いずれも5月上旬にインド変異株が拡大している国(インド、ネパール、パキスタンのいずれか)から入国したという。県は20日に2人の感染を発表しており、インド株に感染した人は計9人になった。入国した2人は空港検疫の検査では陰性だったが、2週間の隔離期間中に発症したため、再検査をして感染が判明。残りの5人に海外渡航歴はないが、全員がインド型変異ウイルス感染患者の濃厚接触者だという。 兵庫県内で60%を超える最大の感染経路は 井戸敏三知事は「現在、神戸市と合わせて3つの(感染の)グループがあるが、イギリス型のような動きになると大変なことになるので、流行前にコントロールすることが重要だ。空港などの検疫で陰性だとしても、2週間きっちりと外に出歩かないようにフォローする必要があり、これが緩かったのではないかという指摘がある。検疫所から情報を早くもらい、県も協力するという体制を強化していく」と述べた。 井戸知事はまた、「国立感染症研究所の遺伝子分析を待たないとならず、インド型変異ウイルスの感染状況の把握に少し時間がかかっている。しかし、近いうちには(インド型ウイルスを検出する)試薬が都道府県にも交付され、独自に検出できるようになる。状況把握に努めながら、封じ込め対策をしていく」と見通しを示した。
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