2030年までに、二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指す。

パナソニックの次期社長に就任予定の楠見CEO(最高経営責任者)は、オンラインで記者会見し、2030年までに事業活動にともなう二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするとの方針を明らかにした。

事業拠点への燃料電池の導入など環境対応を進めるとともに、社外にも製品やノウハウを販売していくという。

多くの企業が環境対応にかじを切る中、パナソニックは環境ビジネスを軸として、長期にわたる停滞からの脱却を目指す。

楠見氏は「最優先で取り組むべきは地球環境問題だ」と意欲を示した。