Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/776ba5fcde40131507ba871044a091734d5b0cf9
【北京AFP時事】中国は、ネパールとの国境にまたがる世界最高峰エベレストの山頂に、登山者から新型コロナウイルス感染が広がらないよう「分離線」を設置する方針を明らかにした。
国営新華社通信が9日、報じた。
ネパールは現在、激しい感染拡大に見舞われている。ネパール側にあるベースキャンプではここ数週間で30人以上の登山者が体調不良を訴えて下山。混み合う登山シーズンを前に懸念が広まる。
中国当局者は、山中や山頂で登山者同士の接触を回避する「厳しい防疫対策を取る」と述べた。ただ、詳細は明らかにされていない。
中国側では今シーズン、中国人21人が登頂を認められた。一方、コロナ禍で観光業が大打撃を受けたネパール側は今年、記録的な数の登頂許可を出している。
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