Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/5c293e4f0dc35a1497da8a14460f52bb7919c076
厚生労働省は21日、インド由来の新型コロナウイルス変異株が17日時点で国内11件、空港検疫160件の計171件確認されていることを明らかにした。10日時点では国内4件、検疫66件の計70件だったが、12日にインド株が英国株などと並ぶ「懸念すべき変異株」に分類されたことを受け、変異株のゲノム解析を行っている国立感染症研究所が改めて集計し、判明した。 【イラスト】ウイルスの変異のイメージ 厚労省によると、検疫で感染確認された全ての検体を感染研がゲノム解析しており、今回の集計は3月28日~5月7日に国内空港に到着した分。3月28日の感染者がインド株と判明した時期は不明だが、感染研はこれまで国内の感染者から4月20日に初めて検出したと説明しており、実際にはそれ以前に検疫で見つかっていた可能性がある。 検疫で見つかった160件の大半がインド、ネパールからの入国者。政府は今月10日以降、両国を含むインド株が流行している国からの入国規制を強化。両国を含む6か国については特段の事情がない限り在留資格保持者の再入国を拒否する措置を取っている。 田村憲久厚労相は21日の閣議後会見で、「インド株を非常に脅威に感じており、なるべく国内に入ってこないような対応をしていかなければならない。さらなる強化策を検討したい」と述べた。
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