Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/41ba9eb6b2eff2a3b50336d5e9374f7acd09f8c8
兵庫県は20日、新型コロナウイルスの感染者の検体から、インド型変異ウイルスが県内で初めて確認されたと発表しました。 兵庫県によると、インド型変異ウイルスへの感染が判明したのは、5月上旬にインド型の当時の流行国(インド・パキスタン・ネパール)から帰国した県内に住む2人です。 2人は空港検疫での検査では陰性でしたが、その後、改めて行ったPCR検査で陽性が判明し、県立健康科学研究所でゲノム解析をしたところインド型変異ウイルスと確認されました。 2人に重い症状はなく、すでに退院し療養期間を終えていて、今のところ不特定多数の人との接触はないということです。 兵庫県は、感染者が特定される恐れがあるとして、渡航先・年代・性別などを明らかにしていません。 兵庫県内でインド型が確認されるのは初めてで、県の担当者は「(インド型は)従来株よりも感染力が高いという示唆はあるものの、従来型と同様、基本的な感染予防策の徹底をお願いしたい」としています。 さらに神戸市でも、インドでの滞在歴がある訪日外国人から、インド型の疑いがある変異ウイルスが見つかりましたが、ウイルス量が少なく型の特定はできませんでした。 また、兵庫県と神戸市は5月3日~9日に新型コロナに感染した人の変異ウイルス検査の結果を公表しました。 それによると検査が可能だった新型コロナの検体のうち、97.2%が変異ウイルスで、確認された変異ウイルスの件数は951件だったということです(兵庫県・神戸市の合算)。 兵庫県の状況は次の通りです。 ●病床使用率(確保病床) 病床全体…78.1% 重症病床…76.6% ●実質的な病床使用率(運用病床) 病床全体…79.7% 重症病床…86.3% ●自宅療養…957人(前日比94人減) ●入院調整中…1126人(前日比27人増) ●入院率…22.8% ●検査数…2926件(高齢者・障害者施設集中検査分は除く) ●陽性率…8.2% 直近1週間平均…9.2% ※いずれも20日午前0時現在
関西テレビ
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