Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/5add0e22c1941f4294a38004bbfa08ec7fe5f0e8
配信、ヤフーニュースより
【AFP=時事】ネパールの登山手配会社は13日、世界最高峰エベレスト(Mount Everest)で、米国人(55)とスイス人(40)の登山者が死亡したと発表した。今年の登山シーズンで死者が出たのは初めて。
【写真】エベレスト「死のゾーン」で「渋滞」
エベレストでは毎年平均5人が命を落としているが、近年はシーズン中の登山者数が急増して過密状態となっていることから、さらに多くの死者が出ている。
2019年には11人が死亡し、うち4人は過密が原因とされている。南のネパール側と北の中国チベット(Tibet)側から山頂を目指し、354人が列をつくった日もあった。
ネパール観光省は混雑緩和策として、気象条件の良い時間帯ごとに登頂できる人数の制限を発表した。
昨年の登山シーズンは新型コロナウイルス流行の打撃を受けたことから、ネパールは現在、隔離規制を緩和して登山者を呼び込んでいる。
登山者が感染した場合の対応には困難を伴うが、ネパールは今季に向け、過去最多の408人に登山許可証を発給。これまでの最多記録は2019年の381人だった。【翻訳編集】 AFPBB News
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