Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/56bea2d05a253c7e1ebdb57e87842b27610cbd39
配信、ヤフーニュースより
エベレスト山頂でも水際対策?――中国チベット自治区の登山管理部門や地元当局は、新型コロナウイルスの感染防止対策として、世界最高峰エベレスト(中国名チョモランマ、8848・86メートル)の山頂付近に「分離線」を設置することを明らかにした。感染拡大が続くネパール側の登山者との接触を避けることが狙いとみられる。国営新華社通信などが9日に報じた。
中国とネパールの国境線がエベレスト山頂を走っている。登頂ルートもチベット自治区側の北ルートとネパール側の南ルートに分かれている。
中国当局は2021年に北ルートで登頂を計画する中国人登山者数十人に登山許可を出しているが、登頂前にチベット自治区のガイド隊を派遣して山頂付近に分離線を設ける。そして、分離線を越えてネパール側の人や物と接触することを禁止するという。
一方、中国側の措置を疑問視する声も上がる。AP通信は「エベレスト山頂にいかなる分離線を設けることも不可能だ」「新型コロナに感染し呼吸に問題を抱えた状態で登頂できるものはない」といった専門家の声を伝えた。【岡崎英遠】
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