Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/3b450dfde0377a41ebc91bd301dc1f7cbd7bef31
ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして、岐阜県警関署は、ローソン美濃極楽寺店(美濃市極楽寺)のネパール国籍の店員ブゼル・サンディプさん(31)=関市=に署長感謝状を贈った。
署によると、10月3日午後5時ごろ、関市の60代男性が別の店員に「電子マネーカードを2万5千円分購入したい」と相談。サンディプさんが購入目的を尋ねたところ、男性は「パソコンにウイルスが入ったから」と話したため、詐欺を疑い、購入しないよう説明して詐欺被害を防いだ。
サンディプさんは普段から交流サイト(SNS)で詐欺への注意を促す動画を視聴していた。「ネパールでも詐欺はある。男性に声をかけるのに迷いはなかった」として、「男性が被害に遭わずに良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。
中井敏克署長は「被害者対策に国境はない。日本に来日している外国人の方が被害を防いだことは大きな意味がある」と話し、感謝状を手渡した。
岐阜新聞社
0 件のコメント:
コメントを投稿