Source:https://www.swissinfo.ch/jpn/business/%E5%87%BA%E7%A8%BC%E3%81%8E%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%8D%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB-%E5%A6%BB%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%96%E3%82%8B%E7%AA%AE%E7%8A%B6/48936856
2023/10/31 09:00、Googleニュースより昨年のサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会を機に、湾岸諸国で働くネパール人出稼ぎ労働者の過酷な労働環境が浮き彫りになった。しかし、母国に残る妻たちの窮状はあまり知られていない。Anand Chandrasekhar
スンタリ・タマンさんは半年ほど前に夫を亡くした。夫のティルタ・バハドゥール・タマンさんは2021年、出稼ぎ労働者としてカタールに渡った。その後1年足らずで病に倒れ、入院を余儀なくされた。移住労働者とその家族を支援する団体、プラヴァシ・ネパール調整委員会のサポートを受けて帰国し、首都カトマンズの病院に入院したが、1週間後に死亡。カトマンズからドゥリケル市にある故郷のパダーリ村まではバスや乗合タクシーで約2時間の距離だが、帰郷は叶わなかった。
スンタリさんは「夫は故郷に帰ることも、自分の仕送りで建てた家を見ることもできなかった」と話す。
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