Source:https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20230624/5070016016.html
06月24日 18時07分、Googleニュースより
30年にわたってネパールの山岳地帯でさまざまな支援活動を続ける日本人の男性が宇佐市で講演し、文化の違いを尊重することの大切さを訴えました。
講演したのはネパールの山岳地域で30年にわたり生活しながら、学校の建設や水道の整備などの支援活動を続けている垣見一雅さん(84)です。
垣見さんは、病院に行くのに金銭的に困っていた現地の人に対してお金を渡したものの、お礼を言われず驚いたという経験談を披露しました。
現地では、困ったときに助け合うことが当たり前でお礼を言わないことを知ったということで、経験談を通じて文化の違いを尊重することの大切さを訴えました。
垣見さんは支援の方法を決める際にも現地の人に判断を仰ぎ、相手の自尊心を尊重するなど、30年の支援活動から得た10の秘けつを守っているということです。
中津市から訪れた男性は「ほかの文化を尊重することでみんなが仲良く暮らしていけると思う」と話していました。
垣見さんは「国の違いを難しいことと考えず、人間同士のことだと置き換えて考えてほしい」と話していました。
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