Source:https://www.tbs.co.jp/kaihou-ku/archive/20230903.html
9月3日放送、Googleニュースより
ヒマラヤ山脈を望むネパール中部の村に1人の男性が里帰りした。 村で生まれ育った少年は大きく成長し、村に多大な貢献をした人物になっていた。
岡山市のホテルで働くウパカルさんは13年前に日本にやってきた。寝る間を惜しんで学び、働いた学生時代。外国人ゆえに差別を受けネパールに戻りたいと思ったこともあった。それでも帰れない理由があった。満足に教育を受けられない故郷の子どもたちの存在だ。
2020年、登山家、野口健氏の協力もあり学校再建の計画が実現へと動き出した。現地では女性に教育は必要ないという考えや、カーストによる差別も根強い。
「学校では一切の差別を禁じる」
全ての人に等しく学びをと闘ってきた元校長の父親。その背中を追うように、ウパカルさんは遠く離れた日本から教育の改革を進める。コロナ禍での挑戦が始まり約3年。再建された学校をその目で確かめる日が訪れた。
学びの環境を理由に夢を諦めていく姿をこれ以上見たくない…子どもたちにとって登山家を支える「シェルパ」のような存在でありたいと話すウパカルさん。6年ぶりの里帰りに同行した。
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