Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/beeb7557599637a75fa9ec8e559ece5a54189574
テレQ(TVQ九州放送)
川崎町の介護施設です。 テレQ 木戸優雅アナウンサー 「介護などの現場では、外国から来た人が現場を支えています。川崎町の介護施設にお邪魔します」 施設を運営する「ハーティーマインドなぎの」の奈木野大裕さんです。 木戸アナウンー 「今この施設では、何人ぐらい働いているんでしょうか」 奈木野 大裕さん 「この施設では今、外国人の方が５人働いています。国はフィリピンとネパールです。本当に貴重な働き手にはなっています」 フィリピンから来たイソグチ・エメラルドさんです。 イソグチ・エメラルドさん： 「毎日が楽しいです。やっぱり福岡と言えばもつ鍋が大好きです。おいしいですよね」 とても陽気なエメラルドさんは３年前に来日しました。貴重な働き手として頼りにする奈木野さんですが、現場は常に人手不足だといいます。新たな外国人の受け入れを 検討しているそうですが、懸念もあると明かします。 奈木野 さん 「技能実習制度の新制度が始まるとういうことで、１年経ったら転職できる。新しい制度がどうなるのかな、というのは私たちにとっては懸念事項ではありますね」 外国人技能実習制度は１９９３年に始まりました。実習先は原則３年間、変更できません。新制度ではこれを１年に見直そうというのです。 奈木野さん 「新たな制度に関しては使わないんじゃないかと思いますね。１年経ったら、もしかしたら転職されるんじゃないか、という懸念を合わせると特定技能の方がいいんじゃないか、と思っています」 外国人の受け入れには技能実習制度に加え、特定技能制度もあります。４年前に始まり在留期間は５年。介護業界の場合、介護福祉士の資格を取れば在留期間の上限もなくなります。エメラルドさんは特定技能制度で働いています。 イソグチ・エメラルドさん 「特定技能制度の方が介護福祉士の資格を取ったら自分の家族も呼べるので、ずっと（日本に）いることができるので、それがすごくいい制度だと思いました」 奈木野さんは制度に加え、外国人に働いてもらうえでのポイントを、こう指摘します。 奈木野さん 「住む環境、サポート環境をしっかりと整えてあげるということ。それと信頼関係ですね。信頼関係の構築をしっかりしていくということ。この３点が私たちにとって大事なことなんじゃないかなと思います」
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