Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/eafa96ecba63439d8352f8f81752bcde13d986b7
配信、ヤフーニュースより
大勢の人たちが求めているのは、医療用の酸素です。 感染者の親族「昨日の朝4時から待っています。1日以上です」 感染者の親族「(手に入らないから)みんなガッカリして帰りました」 インドでは1日の新規感染者が3日連続で40万人を超え、 1日あたりの死者数はこれまでで最も多い4187人となりました。 CNNによりますと南西部のゴア州では、 検査を受けた人の陽性率が51.4%に達しています。 現地に住む日本人の中村さん 「インド人の友人や知人からも酸素を求める声も聞きますし (知人など周りで)実際に感染したという方も昨年よりも増えているような印象です」 今週インドでは、日本人感染者の死亡が初めて確認されました。 少なくとも160人の日本人が感染しています。 現地に住む日本人の中村さん 「(ロックダウン中なので)人が歩いていない状況 見かける方々も配達のドライバーだったり 私の家の近くは車もほとんど走っていない」 感染拡大の勢いは、隣国にも。 ネパールの首都カトマンズでは、火葬スペースが足りず外での火葬を始めました。 先月7日に298人だった感染者が今月7日には9000人を超え、 1か月でおよそ30倍に急増しています。 また同じくインドに隣接するパキスタン。 こちらのワクチン接種センターでは1日2000人ほどだった接種人数が4万5000人以上になりました。 インドでの感染爆発を受けて、接種に訪れる人が増えたのだといいます。 そして東京でも。 小池都知事 「インドで増加しているL452R変異がある株も都内で5例報告された」 5人のうち4人は渡航歴がなく、市中感染の可能性もあります。 こうした中、強化を求められているのが“水際対策”です。 インドから帰国した男性 「ここにマイナス、陰性でしたと」 男性は、おとといインドから帰国しました。 出発前には、検査で「陰性」が確認される必要がありますが… インドから帰国した男性 「(現地で)検査が受けにくい。聞くと3時間待ちってところもあるし、 会場に行かなきゃいけないからそこでのリスク。それで日本人が悩んでいると思う」 到着後、空港でまず抗原検査を実施。さらに… インドから帰国した男性 「誓約書みたいなものと健康チェックの用紙(の記入) 5時間くらいですね、荷物を取るまで」 男性のように変異ウイルスが流行している地域からの入国者については、 まず国が確保する宿泊施設で3日間待機することに。 そこで再び検査で陰性が確認された後、自宅などでさらに待機することが求められています。 そして、新たな措置としてインドなどからの入国者に対し、 あさってから宿泊施設での待機期間を6日間に延長。 さらに3日間に1回の検査を行うことを決めました。 インドから帰国した男性 「隔離から1日目が過ぎました」 「そんな温かいものは食べられないですが、 インドから来たので和食はうれしいです」 男性は あす検査で陰性が確認されれば、公共交通機関を使わず、 指定のタクシーで移動し自宅待機するということです。 ただし、現状これらの待機措置に違反した場合の罰則はありません。 一方、水際対策に成功している台湾では、待機施設に到着後、 携帯電話に内蔵された追尾システムで管理されます。 罰則も厳しく、去年11月、許可なく部屋をわずか8秒出ただけで、 およそ36万円の罰金が科されました。 日本の対策について、帰国した男性は、 “対策がより厳しくなることはやむを得ない”といいます。 インドから帰国した男性 「インドとネパールも(感染者が)結構出ているので、そこはやるべきだと思うし、 安心感を政府が示すって意味では 心理的な部分でも効果あると思う」 日本政府はインドに対し、人工呼吸器と酸素濃縮器に加え、 およそ55億円の無償支援を行う方針を決めています。
テレビ朝日
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