Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/3002f5831c1b09aed2685c62aedd3f094f9ab852
山口市内の大学の外国人留学生を対象とした市観光大使の委嘱状交付式が11日、市役所で開かれた。市留学生インバウンド観光大使事業の研修修了者28人のうち15人が参加し、母国を中心に海外へ山口の魅力を発信していくことを誓った。 同事業は2010年度から市の魅力を発信して、観光客増加につなげようと始まった。市が山口観光コンベンション協会に委託し、山口大と県立大の協力を受けて実施している。 今年度は中国やネパールなど8カ国の留学生が参加。昨年11月に山口天神祭や阿東のリンゴ狩り、湯田温泉での足湯体験の研修を受講。研修に関するリポートを提出して観光大使に任命された。 米紙ニューヨーク・タイムズで24年に行くべき旅行地に市が選ばれたことに触れ、伊藤和貴市長は「多くの外国人客を市に呼び込む絶好の機会。観光大使の皆さんには大きく期待しており、山口と世界をつなぐ大切な存在として活躍してほしい」とエールを送った。次いでインドネシア出身のオキ・セティオ・ウィドドさん(山口大大学院共同獣医学研究科3年)に委嘱状を手渡した。 代表して中国出身の褚昳輝さん(県立大大学院国際文化学研究科1年)は「研修は異文化への理解が深まり、自分の成長になった。この経験は一番の宝物。今後は山口の魅力を世界へ発信し、自然が豊かで人が優しい山口市と海外をつなげたい」と決意を示した。 大内人形がお気に入りという褚さんは「市内の観光スポットを写真に撮り、SNSで発信していきたい」と話した。 今後は母国へ向けて市のPRや観光振興に関する意見や提言、海外で市がイベントを行う場合のサポートを行う。任期は3年。
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