Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/331589d33cf16c61ef0ef234384ac48d4844c493
「行くべき旅先3番目」
山口市は11日、山口大と県立大に在籍する8カ国の留学生28人を市留学生インバウンド観光大使に委嘱した。米有力紙ニューヨーク・タイムズが発表した世界各地の旅行先で「2024年に行くべき52カ所」として同市が3番目に選ばれたこともあり、伊藤和貴市長は世界各国・地域とをつなぐ懸け橋となるよう期待を込めた。 2010年度から実施する取り組みで、23年度は中国、ラオス、インドネシア、バングラデシュ、韓国、ネパール、ケニア、ベトナムの留学生が大使になった。留学生たちは昨年11月に市内各地で着物の着付けや足湯の体験、瑠璃光寺五重塔など観光地の散策といった研修を受け、観光振興のアイデアをリポートにまとめて市に提案した。大使の任期は3年で、在学中と帰国後に交流サイト(SNS)などを使って市の観光情報を発信する。 委嘱状の交付式が市役所であり、留学生15人が出席。代表に委嘱状を手渡した伊藤市長は、大阪・関西万博が来年に迫り、行くべき旅先に山口市が選ばれたことを絶好の機会と捉えて情報発信を強化し、多くの外国人観光客を呼び込みたい意向を示した。その上で、「山口市と世界をつなぐ大切な存在として活躍をしていただきたい。研修で体感した美しい自然、おいしい食べ物、文化体験などを母国の家族や友人に広く伝え、山口市の魅力をしっかりPRしてほしい」と呼びかけた。 留学生を代表して、中国・山東省出身で県立大大学院国際文化学研究科1年の褚昳輝さん(23)は、研修で豊かな自然やおいしい食、伝統文化に触れて感動したことを流ちょうな日本語で紹介し、「貴重な経験は私の人生の宝物。山口市の魅力を世界に発信し、世界中の人に山口の旅を楽しんでもらえるよう、自然が豊かで優しい山口市と海外の懸け橋になりたい」と決意を表明した。
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