Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/284de5094e64b597313c5d1ac89730ba82ece023
沖縄県内に住む在留外国人がHIV検査を受ける機会をつくり早期発見、早期治療につなげようと、10月15日と16日、検査会が開かれる。午後2時から同3時半まで。性別に関係なく、県内にいる在留外国人であれば、HIVと梅毒の検査が無料・匿名で受けられる。15日は沖縄市の中部保健所、16日は西原町のアドベンチストメディカルセンターで。 エイズ患者数、人口比で沖縄が全国最多 21年、HIV感染は人口比2位 その日のうちに結果が出る。事前予約制で専用サイトからの予約が必要。両日ともに定員は40人で先着順。言語は英語、中国語、ベトナム語、ネパール語で、オンラインの通訳を介した相談にも対応する。 検査会は厚生労働科学研究費補助金「エイズ対策政策研究事業(研究代表・杏林大北島勉教授)」の一環。県内からの協力研究として琉球大学病院と県感染症診療ネットワークコーディネーターが携わる。 沖縄は2021年の人口10万人当たりのエイズ患者数が全国1位で、HIV感染者数は全国2位だった。HIV、エイズともに過去10年間のいずれも全国10位以内に入る状況が続いている。HIVは早い段階で感染が分かると治療によりエイズの発症を抑えることができるため、早期発見が重要になる。 コーディネーターの新里尚美さんによると、これまでに在留外国人から県内のHIV検査の場所が分からないことや、言語の問題から情報が得られないことについて、問い合わせが来ているという。新里さんは「本来であればHIV検査は誰でも受けられるサービス。誰でも必要な時に検査や医療へつながるシステム構築の一助にしたい」と話した。 問い合わせは新里さん、電話098(895)1144。予約はhttps://www.health-kanagawa.net/okinawa/の専用フォームから。 (嶋岡すみれ)
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