Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/97a32f1a7313d6fc2cd490fb347480ed03c01454
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東京為替市場は12日午前、円相場が一時1ドル=146円台をつけ、24年ぶりの円安水準を更新しました。外国からの観光客などへの水際対策が大幅に緩和され、インバウンドの増加も期待される中、国内旅行需要の喚起策「全国旅行支援」が11日から始まりました。山口市の宿泊施設は12日、客足の増加に喜びの声を上げながらも、殺到する予約への対応に追われていました。 【写真を見る】全国旅行支援、水際対策の大幅緩和・・・旅館はうれしい悲鳴 山口市湯田温泉の旅館、「西の雅 常盤」です。 11日から全国旅行支援が始まり、平日にも関わらず、フロントにはチェックアウトする多くの客の姿がありました。 岡山県からの宿泊客: 「(旅行は久しぶり?)はい、すごいお得になって、楽しみにきょう2泊します。(クーポン券は)まだこれからどこで使えるかなと思って探して使おうと思います」 福岡県からの宿泊客: 「出張とか旅行が好きな人間にとってはとってもいいことだと思います。率直に言ってですね。コロナで経済的に打撃を受けたのが、活性化できたらいいなと思います」 旅館には10月11日までの1週間で、新たにおよそ1000人の予約が入り、全国旅行支援の効果を実感していると言います。 西の雅常盤 宮川和也社長: 「観光支援がぴたっと当たって、大変いい状況にこの秋のシーズンなっております」 アフターコロナ、そして秋の行楽シーズンを見据え、客室の一部を露天風呂付きにリニューアルするなど準備を進めてきました。その効果もあってか、満室となる日が増えてきたといいます。一方、その裏では… 電話対応する職員: 「3名様、ちょっと折り返し、担当の者が電話を・・・」 予約の電話が殺到し、従業員が慌ただしく対応に追われていました。 さらに11日から、入国者数の上限が撤廃されるなど水際対策も緩和されました。 宮川社長: 「きのうぐらいからかなり外国人のツアー、旅行、日本へのツアー、山口へのツアーの問い合わせがけっこう来ております」 歴史的な円安も進んでいて、韓国や台湾などの外国からツアーに関する問い合わせが相次いでいるといいます。インバウンドの増加も期待される中、旅館ではベトナムやネパール人、台湾からの留学生を雇って、対応を強化しています。 宮川社長: 「やっとここに来て団体も回復の見込みが出ております。しっかり地域にお客さんを呼び込んで立て直していきたい」 全国旅行支援、そして水際対策の大幅緩和を追い風に、アフターコロナを見据えた取り組みが進んでいます。
テレビ山口
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