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漫画・満吉くん またたびタイムトリップ【レッサーパンダの巻】風太くんは19歳で孫もいる
満吉(まんきち)くんは、各時代で話題となった存在と、時空を超えて交流できるという特殊な能力を持つ猫。この愛くるしいキャラクターの生みの親、マルチクリエイターの江戸家猫ハッピーさんが、満吉くんを主人公にした漫画で心が和らぐ物語を紡ぎます。第20回は「レッサーパンダ」編です。 【画像ギャラリー】漫画・満吉くん またたびタイムトリップ【レッサーパンダの巻】風太くんは19歳で孫もいる ※漫画は、画像ギャラリーでもご覧になれます
「立ち姿」で一躍全国の人気者に
2005年、千葉市動物公園で飼育されているレッサーパンダが、話題を集めました。理由は、「立ち姿」。尻尾でバランスをとり、背筋がピンと伸びて、とても上手に後ろ足で立ちます。その様子が報道され、注目を浴びることに。缶コーヒーのCMにまで起用され、一大ブームを巻き起こします。同園には、一目見ようと、家族連れら大勢の人が詰めかけました。 実は、レッサーパンダが立つこと自体は、珍しいことではないといいます。これほどの人気になったのは、メディアの影響もありますが、胸を張って立つ凛々しい姿が、人々の心をとらえたからでしょう。 風太は現在も、同園で暮らしています。ただ、体調を崩して、2022年4月16日から展示はいったん中止に。その後、順調に回復し、6月9日から展示は再開されています。 7月5日に、19歳の誕生日を迎えました。人間なら90歳近い高齢です。レッサーパンダの寿命は15年ほどといわれていますので、かなりの長生きです。孫もいます。
赤ちゃん2頭を10月1日から一般公開福井県の鯖江市西山動物園
レッサーパンダは、ヒマラヤ南部や中国雲南省、四川省、ミャンマーの山地に生息。シセンレッサーパンダとネパールレッサーパンダに分類され、日本では主に前者が飼育されています。 国内でのシセンレッサーパンダの飼育状況は、60園で268頭(2020年12月31日現在)にも上ります。 レッサーパンダの繁殖数で、国内有数とされる福井県の鯖江市西山動物園では10月1日から、赤ちゃん2頭の一般公開が始まりました。6月27日に誕生した雄の「カイト」、雌の「かえで」です。公開は、休園日の月曜を除く火~日曜の13時半から14時までの約30分間です。 同園のレッサーパンダの飼育数は計14頭。愛らしい双子の赤ちゃん2頭も、人気を集めそうです。
江戸家猫ハッピー(Edoya Nekohappy)
マルチクリエイター。動物ものまね芸人「三代目 江戸家猫八」の末娘。 1993年から15年間、俳優・緒形拳に師事。共著「地球徒歩トボ」(学研)では写真を担当した。オリジナルキャラクターである猫の「満吉くん」を通して、地球を楽しむための写真・漫画・グッズなどを発信している。伊豆高原で「猫満福庵」という猫のいるギャラリーをオープン予定。 ・「猫満福庵」https://nekomanpukuan.stores.jp/ ・「江戸家猫ハッピー」https://nekohappy.com/
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