Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/10ba10fc3ba2ff8e11d16910364d392f5398f528
大掃除や断捨離などをしていると、必ず不要になった品物が出てきます。着なくなった衣類や読み終わった書籍、使わない家電や学用品など、さまざまなものが眠っているのではないでしょうか。その多くは、まだ使えたり、捨てるには忍びない思い出の品だったりするもの。 そんなとき、ぜひ活用したいのが、各種団体・サービスが運営する「寄付」プログラムです。募集している品物も幅広いほか、支援先もさまざまなので、自分が応援したいと思う取り組みを選んでみるのもいいかもしれません。 世界の子どもたちの支援を行うNPO法人など、おすすめプログラムをご紹介します。各団体のWEBサイトでは寄付の仕組みをはじめ、「寄付を受け付けているもの」「受け付けられないもの」もわかりやすく解説しているので、これらをご確認のうえ、寄付を検討してみてはいかがですか。捨てずに誰かの役に立てれば、ごみを減らせて地球に優しいだけでなく、自分の心も身の回りもすっきりするはずです。
ステナイ生活
寄付を受け付けているもの:貴金属類、はがき、切手、本、CD、DVDなど バングラデシュ、ネパール、そして日本を中心に、子どもの権利保護や防災支援、フェアトレードを通じた生活向上支援などを行う認定NPO法人「シャプラニール=市民による海外協力の会」。2022年で創立50周年を迎えた当団体が取り組む物品寄付プログラムが、「ステナイ生活」です。 集まった寄付は、南アジア・日本で行う貧困削減の取り組みへと活用され、例えば、働く子どもたちが勉強できる支援センターの運営や、児童労働に陥る可能性の高い子どもの家庭への学用品や学費の補助などにあてられます。 送ることができるものは、貴金属類(アクセサリー・腕時計など)、金券、外貨などで、これらは「シャプラニール」の事務所に直接送付をします。2022年12月26日~2023年3月31日の期間には、未使用はがきや書き損じはがきなどに重点を置いて募集する「あなたのはがきが、だれかのために。キャンペーン」を実施する予定です(キャンペーン終了後も寄付は通年で可能)。 また、本、CD、DVD、ゲーム、おもちゃ類なども通年で寄付を受け付け中。これらは、「ブックオフコーポレーション」が運営する「キモチと。」というサービスを通じ、その買取金額が全額「シャプラニール」への寄付となる仕組みになっています。なおこのプログラムでは、物品の寄付を申し込むと、無料集荷を利用できます。
こども服みらいファンド
寄付を受け付けているもの:子ども服 「こども服みらいファンド」は、内閣府が子ども服のオンライン買取りサービス「キャリーオン」と提携してスタートさせたプログラム。身長が伸びて着られなくなってしまったなど、自宅に眠る子ども服を有効活用できるサービスです。 寄付の際は、ホームページの申し込みフォームに必要事項を記入し送信。その後、自宅の箱や袋に詰めて衣服を発送します。そのブランドや状態を踏まえた査定結果に応じ、買い取り金額が決定。その全額が「子供の未来応援基金」に寄付される仕組みとなっています。これは政府の運営する基金で、学びの機会や衣食住が十分でない子どもたちを支援するNPOなどの民間団体の活動資金にあてられます。
モノギフト
寄付を受け付けているもの:家財道具、ふとん、ジュエリー、家電など ホームレスや生活困窮者対象の就労支援事業や生活支援事業を中心に活動するNPO法人「Homedoor」が、総合リサイクルショップである「良品買館」と提携することにより生まれたのが、この「モノギフト」という寄付プログラムです。 寄付された品物は、ホームレス状態を抜け出し新生活を送るための生活必需品として活用されるほか、お金に換えられるジュエリーや家電などは「良品買館」が買い取ったうえで、その金額がホームレス状態を脱出するための資金として活用されます。 送ることができるものは、家財道具、ふとん、大きめのリュック、財布、寝袋などの生活必需品から、お金に換えられる貴金属や家電、お酒など。寄付を申し込む際は、「モノギフト」の寄付申し込みフォームから、必要事項を記入して送信します。
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