Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/ed561b7d0c087b2d595d9e00a2a47249e182a7a3
ネパール・ポカラで15日(現地時間)、旅客機墜落事故が発生した中で、搭乗客と見られるインド人男性が着陸を準備中の機内で撮影した映像をインドメディアが公開した。1分30秒分の映像には事故発生前後の状況がそのまま収めされている。 この日、ザ・タイムズ・オブ・インディア、ヒンドゥスタン・タイムズなどによると、事故旅客機に搭乗していた若いインド人男性は飛行経験を人々と共有するためにソーシャルメディアにライブ配信をしていた。 この男性はポカラ地域が見える窓の外を見た後、笑顔を浮かべ、彼の一行は楽しそうに会話をしていた。一行の1人は「(飛行が)本当におもしろい」と途中で話す。映像では事故機が所属した航空会社であるネパール・イエティ航空のロゴも見える。 ところが突然機内が激しく揺れ始め、乗客は悲鳴をあげる。中心を失った画面は黒く変わった後、轟音と共に赤い炎で覆われた。ザ・タイムズ・オブ・インディアはこの映像を撮影した男性の親戚がこの男性の搭乗と死亡事実を確認したと伝えた。 報道によると、彼を含むインド人4人はインドウッタル・プラデーシュ州ガーズィープル出身で、13日にネパール・カトマンズに到着した。4人はポカラでパラグライディングを行う計画だったという。 インドメディアは今回の事故機にはインド人計5人が搭乗し、生存者の確認はまだだとし、事故現場で救助活動と同時に遺体捜索作業が行われていると伝えた。 BBCなどによると、事故機にはインド人5人と韓国人2人ら外国人15人も搭乗していた。乗客68人と乗員4人の合計72人が搭乗中で、少なくとも68人は死亡したことが確認されたとネパール民間航空庁は明らかにした。 インドのナレンドラ・モディ首相はソーシャルメディアに「インド国民を含めて大切な生命を失ったネパールの悲劇的な航空事故を聞き、心が痛い」と弔意を表わした。
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