Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/c2e9e0b1f898579dd3c6704340b51b47187e54d7
第1回ネパールフェスティバル沖縄が20日、那覇市の波の上うみそら公園で開かれた。在沖ネパール人同士が集まる機会や県民との交流の機会をつくろうと、在沖のネパール人約30人が企画した。 ネパール料理店などが出店したほか、ステージではネパールの伝統的な踊りや歌などが披露された。 企画者の一人のラフル・クマル・サハさん(23)は留学で沖縄に来て4年目。「子どもたちにもネパールの文化を知ってほしい。日本人とネパール人の交流が進むといい」、タマン・スバルナさん(39)は「ネパール文化を紹介するイベントをやってみたいとずっと思っていた。(開催できて)とてもうれしい」と話した。 沖縄には20年ほど前からネパール人が増え始め、沖縄で生まれ育った子どもも増えている。現在約4千~5千人のネパール人が沖縄に住んでいるという。 ネパールは約125の民族による多民族国家で、イベント会場にもさまざまな形や色の民族衣装がみられた。留学で沖縄に滞在しているタマン・サリタさん(24)は、地元から持ってきた、鮮やかな赤色の民族衣装をまとって参加した。「日本人の方もイベントに来ていてうれしい。衣装についても質問があった。言葉が分かりにくくてもお互いに目を見れば分かりあえる」と笑顔だった。 ラムちゃんの愛称でお笑い芸人として活動するアチャルヤ・ラム・プラサドさん(28)は「知らないネパール人ともあいさつできた」とうれしそうだった。 (中村優希)
琉球新報社
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