Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/1901338aa8824fe98fabbff791809ba05ffd7bee
新型コロナの感染拡大で、日本への入国を制限してきた水際対策の緩和が進む中、深刻な人手不足解消の救世主として期待がかかります。介護の道を志し、石川県内で日本語を学んでいる留学生が8日、就職に向けて事業者と対面での面談に臨みました。 【写真】面談会で提示されたのは… 会場に集まったのは、政府の水際対策緩和で今春ようやく来日できた留学生、約70人。介護福祉士の合格率が84%と全国トップクラスを誇り、金沢市と加賀市に校舎があるアリス学園で学んでいます。介護福祉士を目指す留学生が勤務先を選ぶ参考にしてもらおうと毎年、全国の事業者との面談会が開かれていて、今年は3年ぶりに対面で行われました。 インドネシアからの留学生 「素晴らしい施設がたくさんあるのでどれを選ぶか迷っています」 ネパールからの留学生 「利用者困っているとき、できないことができるようにプランを立てられるような介護福祉士になりたい」 慢性的な人手不足に苦しむ介護業界。 参加した事業者は、待遇の面だけでなく物価の安さなども説明しながら、職場環境と暮らしやすさの両方をアピールします。面談では卒業生自ら就職した事業所の働きやすさをPRする場面も見られました。 神奈川県の介護事業者 「日本人を雇用するのが非常に介護の現場では難しいので留学生の力は絶対に必要不可欠だと思います」 アリス学園・竹澤敦子 理事長 「日本人に負けないくらいの実力を持って、とても明るい。その明るさが日本人よりも素晴らしいのでそういった面で貢献できるかなと思う」 アリス学園では、これまで5年にわたって全国トップの合わせて90人の外国人介護福祉士を養成していて、今後も介護現場の担い手確保に取り組んでいきます。
北陸放送
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