Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/0d9a3cb19514f003ec70a21835b684779f138d7d
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関西空港に“画期的な翻訳システム”が登場しました。 徐々にかつての賑わいを取り戻しつつある関西空港。2月21日、駅の切符売り場の窓口に設置されたのは、一見、何の変哲もない透明な板ですが、係員と利用者が会話をすると、その文字が板に表示されます。 21日に南海関西空港駅で実証実験が始まった「VoiceBiz UCDisplay」。タブレットで言語を選択し、マイクボタンを押すと、会話が翻訳され表示されるのです。 【係員と利用者のやりとり】 (係員)「特急電車でいいですか?」 →翻訳「Is the express train okay?」 (利用者)「Yes please.」 →翻訳「ええ、それでお願いします」 英語・韓国語・中国語はもちろんのこと、ネパール語やモンゴル語など15の言語に対応しています。南海は今年3月22日まで実証実験を行い、効果を検証する方針です。 このディスプレイを開発したのは凸版印刷。9年ほど前から音声翻訳サービスの開発に取り組み、すでにアプリなどが実用化されています。そのノウハウが生かされていて、日本語ならではの独特の言い回しにも対応できるといいます。 (発言)「大変恐縮なのですが、お手洗いの場所を尋ねても良いでしょうか?」 (翻訳)「I’m very sorry. May I ask where the rest room is?」 (記者リポート) 「『大変恐縮なのですが』が、『I’m very sorry.』として表示されています」 (凸版印刷ソーシャルイノベーション事業部 大文字一人さん) 「透明なディスプレイを使って、顔と顔を見合わせた状態で表情を見ながらコミュニケーションできるサービスができないかと考えて、このサービスを開発しています。例えば、ホテル・観光案内所・駅のような外国人が行き交う所でのコミュニケーションのサポートができるんじゃないか」 大阪・関西万博への出展も検討されている翻訳ディスプレイ。凸版印刷は今年の6月から本格的にサービス展開することを目指しています。
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