Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/50915005225890ddd2d626ed377e3e1fe3a0b353
トルコ南部で発生した地震から13日で1週間が経ちました。甚大な被害に見舞われる遠く離れた被災地のため、東海地方でも支援の動きが広がっています。 【動画で見る】死者3万4千人超える…トルコ南部の地震から1週間 名古屋でも支援の輪広がる 総領事「1人1人に感謝」 地震発生から1週間、犠牲者の数はトルコとシリアで合わせて3万4千人を超えました。 (リポート) 「焼け焦げたコンテナがあるほか、奥ではまだ黒い煙が出ていて、港を使用できる状態ではありません」 トルコ南部の港で起きた地震による火災はすでに鎮火と発表されましたが、12日になっても、物資の輸送ができない状態が続いています。 被災地のために、日本からできることもあります。 12日、名古屋市中区の大須商店街で、商店街連盟や地元アイドル「OS☆U」が募金箱を手に練り歩き募金を呼びかけると、道行く人が小銭やお札を次々に入れていました。
多国籍な大須の街。商店街にはトルコ人が働く店もあり、家族が被災したというスタッフもいます。
大須商店街連盟の樋口さん: 「大須はトルコの料理屋さんもありますし、トルコ出身の方も多いので、仲間を助ける感じになりますね」 仲間のためにと立ち上がった商店街。それぞれの店でも募金箱を置き、街全体で協力していました。
ネパール料理店の店長・レグミさんは、2015年に8千人を超える犠牲者が出た母国ネパールでの大地震を思い出し、いてもたってもいられなくなったといいます。
レグミ店長: 「だからさ、ちょっと気持ちがね。すぐこれ(募金箱)作って、すぐ私やったんだよ。やっぱり日本人は優しいね。(大須商店街は)すごいよ。色んな人が来るしさ」 商店街連盟によると、この土日で集まった募金は37万円ほど。2月末まで一部の店で募金を続け、3月に総領事館を通じて被災地へと届けられる予定です。 その総領事館は名古屋にあります。13日に取材に行くと、1人のトルコ人男性が訪れていました。広島から来たヤシン・ヤボズさん(34)です。経営する英会話学校に通う生徒の保護者などから、義援金を預かっていました。
総領事館に寄せられるのは、お金だけではありません。 ヤボズさん: 「『自然災害は誰も予想できない。どの国で起こっても、各国が集まって支援しているのは心が動きます』と」 訪れた人が残していくメッセージです。被災地の人々を思い、励ます言葉がノートに並んでいました。
総領事館は銀行振り込みによる義援金を「無期限」で受け付けています。
オズテュルク総領事: 「日本の皆さんは自分たちでトルコのために活動してくれている。1人1人に感謝したい」 【義援金振込先】 銀行名 三菱UFJ銀行 支店名 名古屋営業部 口座種別 普通 口座番号 1273225 口座名 「Turkish Consulate General」
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