Source:https://realeworld.com/news/realecup-23-in-nepal/
2023.02.12、Googleニュースより
2ヶ月にわたる「レアーレカップ2022/23 〜youth development リーグ」が終了！
たくさんの参加、たくさんのご協力をありがとうございました！
12月12日から2月4日にかけて、ネパールにて、7歳から15歳までの225名の子どもたちが参加してのレアーレカップ2022/23が開催されました。
昨年3月に開催されたレアーレカップに引き続き、今回のレアーレカップも個人登録制度をとり、FCレアーレが活動するマディプールティミ市地元のたくさんの子どもたちが参加してくれました。
日本に比べると、子どもたちのサッカーの試合や大会はとても少ないネパール。
でも、子どもたちにとって、試合は、日々の練習の励みになり、モチベーションをアップさせるもの。そこで、レアーレワールドは、ネパールの子どもたちに、試合の楽しさや、サッカーの面白さを体験する機会を提供するために、ネパールでもレアーレカップを開催しています。
サッカークラブに所属していないサッカー初心者の子どもたちでも参加できるように、個人での参加登録をしてもらい、集まった子どもたちをチーム分けし、ウィークデーに週3日の練習をし、土曜日にリーグ戦を行うという、これまでネパールにはなかった形で開催されるレアーレカップ。サッカー初心者の子どもたちの参加も受け入れ、基礎体力トレーニングやサッカーのルールを、FCレアーレのシニアチームの若手選手たちがコーチとなって指導します。
今回は、個人登録してくれた子どもたちからなるチーム（U10 5チーム、U13 4チーム、U15 3チーム）に加え、外部から招待した２つのクラブチームの6チームが参加。毎週末に、レアーレグラウンドににて、熱戦が繰り広げられました。
会場となったレアーレグラウンドは、マディプールティミ市ボレ地区にあります。周りを田んぼに囲まれた空き地だったこの場所は、2017年、レアーレワールドが行ったクラウドファンディングで多くの日本の方々に応援していただき、フェンスを設置し、土を入れ、FCレアーレのトレーニングはもちろんのこと、地元の子どもたちがいつでも走り回れるグラウンドとして生まれ変わりました。今年度もこの場所で、レアーレカップを開催できたことは、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
なお、大会についての詳細レポートは、FCレアーレのウエブサイトに掲載していますので、こちらも合わせてお読みください。
https://www.fcreale.com/post/reale-cup-2022-23-1
そもそもネパールでは、体育の実技の授業を取り入れている学校自体少なく、子どもたちは、サッカーの試合どころかスポーツに親しむ機会がとても少ないという問題があります。
子どもは勉強さえしていればいいと考える保護者も多く、そんな状況に対して、レアーレワールドは、運動が子どもの健全育成にいかに大切かを伝えていきたいと考えます。
これからもレアーレカップやFCレアーレを通して、サッカーの面白さを実感してくれたり、スポーツに興味を持つ子どもや保護者を増やしていればと思いますので、今後とも応援のほど、よろしくお願い申し上げます。
Text by 事務局 宮本
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