Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/e507fa6e5cfbf38a4d733c083d76a151f024d36c
ロシアによるウクライナ侵攻から1年です。避難民を受け入れている群馬県前橋市の日本語学校では、平和を願うスピーチコンテストが開かれました。 1年前の2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻しました。ロシアは、首都キーウを攻略し短期間で勝利するもくろみでしたが、欧米の支援を受けたウクライナ軍の抵抗で崩れ、東部では激しい攻防が続いています。双方の死者の数は、当局者らの公表分だけで合わせて2万7000人ほどですが、欧米ではロシア軍の死傷者だけで20万人を超えるという推計もあります。 ウクライナ侵攻から1年となるこの日、前橋市では、外国人留学生による平和を願うスピーチコンテストが開かれました。このコンテストを開いた前橋市の学校法人NIPPONACADEMYには、ウクライナから避難してきた学生およそ30人が日本語を学んでいます。このうち、4人がコンテストに臨みました。 ウクライナの学生以外にも、カンボジアやネパールなど6か国の学生11人が、日本語でスピーチを行い、「私たち留学生同士がお互いを尊重し合い日本語を通して仲良く生活することが平和につながると思う」などと考えを発表しました。 会場には、およそ250人の学生が詰めかけ、戦争の終結と平和の実現を訴えるスピーチに耳を傾けていました。 また、群馬県の山本知事は、24日の定例会見で、ウクライナ侵攻は「ロシアの暴挙」であるとし、今後もウクライナからの避難民を支援していく考えを示しました。 県によりますと、現在、ウクライナから県内へ51人が避難しているということです。会見で山本知事は、「避難民の方が安心して生活してもらえるように国や市町村と連携してサポートしていきたい」とし、今後もウクライナからの避難民を支援していく考えを示しました。
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