Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/98e1f859b4222d0cbd1340506c72a303ec78a9ee
RAB青森放送
弘前市の登山家で作家の根深誠さんが明治時代に初めてヒマラヤに行った日本人、河口慧海のたどったルートを30年かけて解明しました。 きのう根深誠さんの新しい著書が書店に並びました。タイトルは「求道の越境者 河口慧海チベット潜入ルートを探る三十年の旅」です。今から124年前、ヒマラヤ山脈の北側に位置するチベットの都ラマに僧侶の河口慧海が日本人として初めて潜入しました。当時鎖国状態で、外国人の立ち入りが禁止されていたチベットにどのルートをたどって入ったのかこれまで謎とされていました。根深さんはルートを解明しようと1992年から現地で調査しました。 ★登山家・作家 根深誠さん 「慧海がどこを越したか峠はいっぱいある どこを越したかって慧海の書いた本には”国境の向こうには丸い湖と長い湖がある”とそこに行く峠はどこだと探していった」 慧海の日記を手に入れた根深さんは潜入ルートが3つの峠のうちの1つだと推測しました。おととしネパールで調査していたところ現地の僧侶から当時、慧海が通ったと言い伝えられている道を知らされ、謎とされていたルートを初めて特定しました。 ★登山家・作家 根深誠さん 「ヒマラヤは人の道、家畜の道って使い分けている 厳しいところは家畜が落ちるから危ないから家畜を連れていかない 人だけが行く、家畜を連れて行っても良い道を分けている所が何か所もあってそれかってえーって分かってしまえば簡単当たり前のこと」 根深さんが人生をかけて調べたノンフィクション作は税込み3,300円で発売中です。
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