2020年4月22日水曜日

名古屋・中区の外国人1万人突破 ベトナム、ネパール急増

Source:https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20200419/CK2020041902000010.html

2020年4月19日、Googleニュースより

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 名古屋市は、二〇一九年末時点の外国人住民統計をまとめた。市に住民登録している外国人は前年比6・1%増の八万八千百十四人。区別で最多の中区は一万五百四十五人で市内初の一万人を突破し、区内人口(九万一千二百七十七人)の11・5%を占めている。出身国・地域別ではいずれも前年比で千人以上増えたベトナムとネパールの伸び率が顕著になっている。
 過去五年の外国人住民登録数は毎年約五千人ずつ増えており、一五年末から二万四百二十一人の増加。区別では中区に次いで港区(九千三百二十四人)、中川区(七千二百十人)、千種区(六千八百八十二人)が多く、最少の瑞穂区(二千百三十一人)も前年比で5%以上増えた。
 国・地域別では、中国(二万四千三百四十九人)と韓国(一万五千四百四人)に続く三番手に前年比千六百八十七人増のベトナム(一万七百五人)が入り、初めてフィリピン(九千五百四十五人)を上回った。五番手のネパール(七千五百三十四人)は増加率が国・地域別最多の19%。以下ブラジル(四千八百十二人)、米国(千五百三十五人)、台湾(千二百二十六人)、インドネシア(千百七十人)、スリランカ(千九十六人)と続く。多くの国が前年より増加する中、韓国は四年連続で減少した。
 増加率の高い二カ国の在留資格別では、ベトナムは技能実習と就労の合計(五千百四十五人)が留学(三千九百六十一人)を上回っているが、ネパールは留学(四千九百三十一人)と家族滞在(千二百十六人)で全体の八割以上を占める。
 在住区別では、ベトナム出身者は千種、中村、南、港、中川、中区にいずれも千人前後が暮らしているが、ネパール出身者は中区と中村区に全体の四割以上が集中している。
 (谷悠己)
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