Source:https://www.excite.co.jp/news/article/Hazardlab_33781/
2020年4月13日 17:15、Googleニュースより
歩き回る野生のサイ
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るうなか、各国の感染者数は13日現在、170万人に迫る勢いで増えており、死者の数は10万6000人を超えた。ヒマラヤ山脈にあるネパールも例外ではなく、すべての外国人の入国制限を行うなか、市中をパトロールするサイが現れ、市民の度肝を抜いた。
インドとチベットに四方を囲まれたネパールは、世界最高峰エベレストがあるヒマラヤ山脈で世界中の登山家から愛される国だ。
駐日ネパール大使館によると、同国では先月14日以来、すべての外国人旅行者にビザの発行を停止。ビザを保有していても、PCR検査陰性の証明書を提出し、到着後2週間は隔離されるなどといった、感染拡大防止措置が取られている。
欧米の流行国のように都市封鎖されているわけではないが、首都カトマンズ郊外では今月6日、ひと気が少なくなった街の路上を野生のサイが巨体を揺らしながらパトロールする姿が確認された。
体重2トンはあろうかというサイは、自分の前を歩く男性に気づくと、背中めがけて突進しようとしたが、男性は動画撮影者の呼びかけを受けて間一髪で逃れた。
So this #rhino thought to take things in his own hand. Went for an inspection. Btw rhino venturing out from forest happens a lot, even without lockdown. Forward. pic.twitter.com/Ck1sft3Emb— Parveen Kaswan, IFS (@ParveenKaswan) 2020年4月6日
ツイッターに動画を投稿したインド森林局の職員パーヴィン・カシュワンさんによると、世界遺産のチトワン国立公園に生息する一頭で、車の往来が減ったために自然保護区から迷い出した可能性が高いという。
新型コロナウイルスの流行が始まって以来、人が少なくなった都市部や観光地に、山里から降りてきたサルなどの野生動物がエサを求めて集まっているというニュースが各国で報告されているが、ネパールの場合は笑い事では済まされない。
というのも2015年にもチトワン公園から抜け出した野生のサイが、ヘトウラの街をうろつき、パニックで騒ぐ市民の姿に興奮して、バス停や市場、病院などを次々に襲って、ツノで突かれた1人が死亡、数人が重軽傷を負った事件があったからだ。
このときは、市当局がゾウを使ってサイを追い立てて森へ返したが、今回はそこまで荒ぶることなく、ひととおり街中を巡回すると、自主的に帰途についたという。
歩き回る野生のサイ
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るうなか、各国の感染者数は13日現在、170万人に迫る勢いで増えており、死者の数は10万6000人を超えた。ヒマラヤ山脈にあるネパールも例外ではなく、すべての外国人の入国制限を行うなか、市中をパトロールするサイが現れ、市民の度肝を抜いた。
インドとチベットに四方を囲まれたネパールは、世界最高峰エベレストがあるヒマラヤ山脈で世界中の登山家から愛される国だ。
駐日ネパール大使館によると、同国では先月14日以来、すべての外国人旅行者にビザの発行を停止。ビザを保有していても、PCR検査陰性の証明書を提出し、到着後2週間は隔離されるなどといった、感染拡大防止措置が取られている。
欧米の流行国のように都市封鎖されているわけではないが、首都カトマンズ郊外では今月6日、ひと気が少なくなった街の路上を野生のサイが巨体を揺らしながらパトロールする姿が確認された。
体重2トンはあろうかというサイは、自分の前を歩く男性に気づくと、背中めがけて突進しようとしたが、男性は動画撮影者の呼びかけを受けて間一髪で逃れた。
So this #rhino thought to take things in his own hand. Went for an inspection. Btw rhino venturing out from forest happens a lot, even without lockdown. Forward. pic.twitter.com/Ck1sft3Emb— Parveen Kaswan, IFS (@ParveenKaswan) 2020年4月6日
ツイッターに動画を投稿したインド森林局の職員パーヴィン・カシュワンさんによると、世界遺産のチトワン国立公園に生息する一頭で、車の往来が減ったために自然保護区から迷い出した可能性が高いという。
新型コロナウイルスの流行が始まって以来、人が少なくなった都市部や観光地に、山里から降りてきたサルなどの野生動物がエサを求めて集まっているというニュースが各国で報告されているが、ネパールの場合は笑い事では済まされない。
というのも2015年にもチトワン公園から抜け出した野生のサイが、ヘトウラの街をうろつき、パニックで騒ぐ市民の姿に興奮して、バス停や市場、病院などを次々に襲って、ツノで突かれた1人が死亡、数人が重軽傷を負った事件があったからだ。
このときは、市当局がゾウを使ってサイを追い立てて森へ返したが、今回はそこまで荒ぶることなく、ひととおり街中を巡回すると、自主的に帰途についたという。
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