2020年4月22日水曜日

九州のネパール人「日本語分からず不安」 コロナ対策、ネットで説明

Source:https://www.nishinippon.co.jp/item/n/600615/
2020/4/15 6:00 (2020/4/18 11:41 更新)、Googleニュースより
 海外在住ネパール人協会九州支部は14日、新型コロナウイルスに関する正しい情報を伝えようと、九州に住むネパール人に向けて、インターネット電話「スカイプ」を通じて感染防止の注意点などを説明した。支部によると、九州には留学生ら約8千人のネパール人が在住。福岡県などで休業要請が出る中、コンビニなど生活に必要な施設で働く人も多い。「日本語が分からず不安」「勤務先の飲食店が休業して生活できない」といった声が相次いでいることから企画した。
 福岡市国際政策課の職員もネットを通じて参加し、感染拡大防止のために、できるだけ外出しない▽体調が悪いときは事前に病院に電話する▽買いだめをしない-ことなどを求めた。
 同支部が設けている対策委員会のディパク・デブコタ委員長は、政府が行う経済対策の内容を説明し、失業した際の相談窓口も紹介。視聴したネパール人から「外国人も30万円の給付金を受けられるのか」と質問があり、「制度の詳細がまだ決まっていないようだ」と答えていた。
 ディパクさんによると、情報不足のために「若者は大丈夫」と誤解している人もいるといい、「パーティーなどをしないように繰り返し呼び掛けている。日本人と協力しながら危機を乗り越えたい」と話した。 (宮崎拓朗)

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