Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0824d4e3ee196829f64a55725ed5c54308b5d3
2021年7月17日(土)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~ライト級タイトルマッチ』の第9試合で、第4代HEAT キックミドル級王者アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)とスーパーファイトのK-1スーパー・ウェルター級3分3R延長1Rで対戦する、和島大海(月心会チーム侍)が公開練習を行った。 【写真】得意の蹴りをミットに蹴り込む和島 和島は第1回K-1アマチュア全日本大会優勝など、アマチュア大会で数々の実績を残して2016年7月にKrush初参戦。サウスポーから繰り出す破壊力十分のパンチと蹴りでKO勝利の山を築き、戦績は12勝(10KO)4敗。2020年3月の第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントではアワターン、城戸康裕を破って決勝へ進出するも、木村“フィリップ”ミノルに敗れて準優勝。9月のK-1ではラーシーシンをローキックでKO撃破、12月は藤岡裕平を左ハイキックで初回KOと連続KOを飾っている。戦績は14勝(12KO)4敗。 昨年12月のK-1両国大会で藤岡裕平をKOして以来、約7カ月ぶりの試合となる和島。試合間隔が空く形となったが「いつオファーが来ても試合ができるように準備していました。今は怪我しているところもなく万全の状態で試合ができます。(試合間隔が空いた分)全体的にレベルアップしていると思います」と準備を続けてきた。 和島が試合から離れている間に同門で後輩の椿原龍矢がK-1フェザー級王座を獲得。「先にベルトを獲られて悔しいという気持ちもあるし、おめでとうという気持ちもある」と心境を明かし「僕も早くベルトがほしいという想いになったし、モチベーションも上がった。僕も早くベルトを獲って一緒に(椿原と)チャンピオンとしてリングに立てたらいいし、焦るというよりも早く試合がしたいという気持ちです」と試合に向けて気持ちを高めてきた。 対戦相手のアビラルは和島も出場した昨年12月の両国大会でK-1デビュー。木村“フィリップ“ミノルに敗れたものの、先制のダウンを奪ってビッグインパクトを残した。続く今年3月のK-1武道館大会ではベテラン小鉄をKOし、4月にはホームリングのHEATでもKO勝利を収めた。 和島とアビラルの対戦はファンの間でも見たいという声が多かった試合で、和島自身もアビラル戦を楽しみにしている。 「アビラル選手は長身の印象があって、しっかり前に出てくる、タフですごくいい選手だと思います。(復帰戦でアビラルと対戦することになって)しっかり準備もできているので、アビラルという良い選手を当ててもらえて光栄です。(和島vsアビラルを見たいという声も多かったが)SNSでもそう言われたり、今回の試合が決まってからも反響があります。 (戦いたい相手だった?)去年12月に同じ大会に出て、アビラル選手の試合を見ていたんですけど、いずれ当たるだろうなと思いました。アビラル選手は記者会見で『パンチとヒザ蹴りでいく』と言っていたんですけど、僕はしっかり蹴るのでパンチvs蹴りになったら面白いんじゃないかなと思います。 (アビラルは和島のパンチも蹴りも怖くないと言っているが)僕はパンチでも蹴りでもヒザ蹴りでも何でも倒してきているので、自分の武器には自信があります。試合本番は思い切り(自分の武器を)ぶつけてやろうと思います。(K-1でやっていた実績では上という自負はある?)僕の方がK-1でずっと試合をしてきているので、K-1ファイターとして負けたくないという気持ちはあります」 和島がアビラル戦の先に見据えるのは過去に2度敗れている木村へのリベンジだ。木村がアビラルに勝ったのはカットによるTKO勝利で「木村選手が倒しきれなかった相手なので、僕はアビラル選手を倒しきりたい」と和島。木村とは-68kg契約、1日3試合のトーナメント決勝での対戦だったこともあり「木村選手とは自分の一番コンディションのいい状態で試合ができてないので、今回勝って自信がつけば絶対に(木村選手に)勝てると思っています」と闘志を燃やした。 最後に「福岡で試合をするのは初めてで楽しみでもあるし、福岡のファンにも知ってもらえる機会なのでいい試合をして、目立てるように練習しています。次の試合は絶対にKOで勝って、木村選手にリベンジしたいので応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。
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