Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/8d04c23bfa33c05088657d688b453c6ce7d0f6a8
7月7日、大阪府泉佐野市に滞在しているウガンダ選手団のボクシングや重量上げの選手らが、6月19日に成田空港に到着して以来、初めて練習を行いました。 ウガンダ選手団の練習開始を心待ちにしていた男性がいます。泉佐野市内でタオル製造会社「スマイリーアース」を営む奥龍将社長。奥社長の会社では製品にウガンダ産のコットンを使っていて10年にわたってウガンダと交流がありました。 (スマイリーアース 奥龍将社長) 「愛情を込めて作ってくれる綿で自分たちの稼業を継続できているわけですね。自分にとっては第2の故郷のような」 ウガンダ選手団は事前に新型コロナウイルスの陰性証明を提出していましたが、成田空港で選手団のうち1人のコロナへの感染を確認。残る選手団のメンバーは濃厚接触者か特定されないまま、事前合宿地である泉佐野市内に入りましたが、その後に新たに1人のコロナ感染が確認されました。選手団は7月6日までホテルの部屋で隔離されて、部屋から一歩も出ることができなくなったのです。その間、奥社長は友人である選手団の1人に連絡をとってきました。 (スマイリーアース 奥龍将社長) 「食事面でも『食べられているか?』と聞いたことに対して『大丈夫だと。逆に本当によくしてもらっている』と」 実は奥社長は大学時代は駅伝ランナーだったこともあり、隔離を余儀なくされた選手たちの気持ちは痛いほどわかるといいます。そこでSNSを使って選手らへ励ましのメッセージを集めて応援することにしました。すると『テレビでウガンダ選手を応援します』『ウガンダ選手団が活躍しますように』といったメッセージが約80件寄せられたということです。 (スマイリーアース 奥龍将社長) 「大会に臨むときに、『泉佐野でホストタウンしてもらって地域の人たちが僕らを応援しているんや』と思ってもらえるということが、ある意味最大の結果じゃないかなと」 そして7月7日、ようやくウガンダ選手団は練習を始められました。練習が始まったことに対して、泉佐野市民は… (泉佐野市民) 「練習も見たいと思いますし、かっこいいなと思います」 「こういう機会だから交流できればよかったかなと思うけど。せっかく来たんだからがんばってやってほしいなと思います」 ウガンダ選手団は7月18日ごろに泉佐野市を出て東京の選手村へ向かう予定です。 一方、徳島県では7月7日の午後、徳島阿波おどり空港にネパールの水泳代表チーム3人が到着し、県民らが手作りの旗などでチームを歓迎しました。ネパールの代表チームは7月8日から徳島市内の水泳場で練習を行い、7月20日に選手村に移動する予定です。滞在中には県内の水泳選手とオンラインで交流する機会もあるということです。
MBSニュース
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