Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/19838fd3ea7503a4f7007781aa7abfc0020682e1
2020年に設立したものの、コロナ禍に伴う外国人の入国制限により、休校を余儀なくされていた奈良国際日本語学校(大和高田市本郷町)が18日、同市内で初の入学式を開いた。式典には制限緩和で5月ごろから来日を果たした新入生48人が出席。同校を運営する公益社団法人「まちづくり国際交流センター」(橿原市)の吉田浩巳理事長は「母国と日本との懸け橋になってほしい」と激励した。 同センターは、国際交流活動のほか、1990年から橿原市で在日外国人を対象にした日本語教室を開いていたが、より高いレベルの日本語学習を行うため、同校を設立し、法務省の認可を得た。 新入生は18~27歳の男女55人で、国籍の内訳は、ネパール40人▽スリランカ8人▽キルギス6人▽インドネシア1人。学生は1年半と2年のコースに分かれて、日本語の授業を受講。同校は寮を用意し、学業を支えるため、法律の範囲内でアルバイトも紹介する。卒業後の進路については、日本の大学への進学のほか、母国に戻って日本語教師になる意向を持つ学生もいるという。 スリランカから来たウディタ・デーワップリヤさん(25)は将来、日本でホテルに就職したいといい、入学式では新入生を代表してあいさつ。「毎日しっかり勉強し、日本人の友達と交流して日本の文化も学びたい。夢のために、この学校で一生懸命頑張りましょう」と決意を述べた。【浜名晋一】
0 件のコメント:
コメントを投稿