Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/9516b04fe6cca6bdd4c814aca213baa4f5dd57b0
線路で動けなくなっていた70代の夫婦の命を救ったのは、来日して間もないネパール人留学生でした。 【写真を見る】「何も考えず走った」 踏切で動けなくなった夫婦を救出 ネパール人留学生3人に感謝状 ネパール人の留学生サチンさん(23)、スマンさん(23)、ニラズさん(23)です。日本語を学ぶために来日し、ことし5月9日、広島県海田町の専門学校に入学しました。 来日前に勉強してきましたが、今はまだ最低限の日本語が話せる程度です。 入学から1週間後…。3人が学校の寮の近くの公園に居たところ、切羽詰まった女性の声が聞こえてきました。 公園のすぐそばの線路のうえで、高齢の夫婦が動けなくなっていたのです。妻は、泣いて「助けて」と言いながら、認知症を患っている夫の背中を押し、線路の外へ戻るよう促していました。 3人はすぐさま夫婦のもとへ走り寄りました。直後に踏切の警報機が鳴り始めたため、スマンさんは電車が接近していないか確認を…。サチンさんとニラズさんは男性のわきを抱えて線路のわきへ誘導しました。 その直後に電車が通過。夫婦は無事に歩道に戻ることができました。妻は留学生に感謝を伝えた後、夫婦で歩いて帰ったといいます。 高齢夫婦の命を救ったとして、3人は広島県警から感謝状を贈られました。 来日して間もなく夫婦を助けた3人…。「危機が迫っていたから何も考えずに走った。誇らしいことだ」と話しています。 3人はこれから2年間、日本語を勉強する予定です。さらに日本の大学で学んだ後、日本のホテルや自動車関連会社で働くことが夢だと話しています。
中国放送
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