Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/a47c5e465e6f33a74bde3bca74c1e2d759807c79
配信、ヤフーニュースより
がんと闘いながら、高知市で学んでいたネパール出身の学生が、6月24日、天国へと旅立ちました。 2019年、「ファッション関係の会社を立ち上げたい」という夢を抱き、ネパールからやって来た、カナル・ケサブさん。国際デザイン・ビューティカレッジで日本語などを学んでいました。 (カナル・ケサブさん) 「生活とか未来とかどうなるか分からなくなってショックでした。どうして私だけが(がんに)なったのか」 2020年12月、自身の24歳の誕生日に「がん」と診断されました。1年で10万人に数人しか診断されないという、「胚細胞腫瘍」という珍しいがんでした。医師から、「すぐに治療をしなければ、数か月しか生きられない」と言われ、闘病生活に入ったケサブさん。クラスメートや企業、小学生など、様々な人が募金活動を行い、支援の輪が広がりました。2021年7月には、高知市の病院で手術をし、腫瘍の摘出に成功。しかし、2021年10月、がんの転移が見つかり、ネパールに帰国していました。 (カナル・ケサブさん) 「がんばります、がんばります。高知に帰ってきます」 帰国したケサブさんは、2021年の12月、結婚。より高度な治療ができるインド・デリーの専門病院で抗がん剤治療を続けていました。腫瘍マーカーの数値も下がってきていて、医師も「順調」と話していましたが、2022年6月24日の午前、「頭痛」を訴えて病院に。その後、容体が急変し、そのまま亡くなったということです。 《弟のジーブラジュ・カナルさんのコメント》 ケサブはいつも「妻と一緒に日本に行きたい」と言っていました。彼が(家族と離れて)一人だった時、家族のように彼を世話し、支えてくれた全ての人に感謝を申し上げます。日本の「家族」全員に感謝します。みなさんは、私たち家族よりも多くのことをしてくださいました。家族を代表して ジーブラジュ・カナル
テレビ高知
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