Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/d313e935519e51702e7956fe3c3a5f5a979aaf12
自民党の萩生田政調会長と山際経済再生相が窮地に立たされている。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との濃厚接触が次々と判明。加えて、お粗末な対応が火に油を注ぎ、次の選挙への影響も避けられなくなってきた。 元おニャン子・生稲晃子の赤面過去…夕ニャン大相撲で付いたあだ名はオイナリさん 「公明党が信者2世問題など宗教問題への発展を警戒し、かなりピリピリしている。萩生田、山際両氏との付き合い方も再考せざるを得ない。次の総選挙でこれまでのように両氏を支援するのは難しいとみられています」(政界関係者) 萩生田政調会長は24日のBS番組で「今後、教団のみなさんとのお付き合いはしない」と、ようやく旧統一教会との「絶縁」を明言したが、遅すぎる。しかも、旧統一教会との関係については依然、不透明な点も多い。 萩生田政調会長の選挙区(東京24区)の八王子は創価大学など関連施設が集中する創価学会の牙城。昨年の衆院選での東京24区の公明比例票は4万3736票で得票率16.6%。比例東京ブロック全体の公明得票率11.1%をはるかにしのぐ。 昨年の総選挙で萩生田政調会長は14万票を獲得。野党が乱立したこともあり、2位に10万票以上の差をつける圧勝だった。次回は、公明の全面協力が難しい上、「絶縁宣言」により、旧統一教会もソッポを向くだろう。前回のようにはいかないはずだ。 山際大臣は、ネパールなどでの教会関連イベントへの出席が明らかになった。ところが、「資料は1年でリセット」とスッとぼけ、「報道を見る限り私が出席したと考えるのが自然」と他人事。大ヒンシュクを買っている。 ■逃げる公明票は数万にも 前回総選挙で、山際大臣は神奈川18区で12万票を獲得し、当選。立憲候補に3万票の差をつけたが、18区の公明比例票は2万6144票。次回、公明票がアテにならなければ、苦戦は必至だ。 「次の総選挙が行われる頃、旧統一教会問題について世論の批判が収まっていても、公明党との関係は尾を引き、両氏が関係を修復するのは容易ではないでしょう。もともと両氏は選挙は強くない。野党が共闘し“手ごわい刺客”を送り込むことができれば、議席を奪える可能性は十分あります」(ジャーナリスト・鈴木哲夫氏) 両氏の議員辞職を求める声もある。総選挙で“レッドカード”ということになるのか。
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