Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/bc6a27e35554fa5fe6c055586364238807394304
「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)の第3弾カード発表会見が8月3日、都内で開催された。 ムエタイの歴史に名を残すレジェンド、ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)がK-1に初参戦。スーパー・ウェルター級戦でアビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)と対戦する。 ジョムトーンは14歳という若さでラジャダムナンスタジアムのバンタム級王者となり、同スタジアムでは4階級制覇を達成。WBCムエタイでも世界王座を3階級制覇。その後、プロボクシングにも挑戦すると、わずか4戦目でOPBF東洋太平洋王座を獲得。無敗のまま当時、内山高志が保持していたWBA世界スーパー・フェザー級王座にも挑戦している。 ジョムトーンは「またリングに帰ってくる機会を持てて大変うれしいと思っている。全力で戦おうと思っている。以前は“もう試合をするのをやめようかな”と思った時期もあったが、このような機会をもらえたので全力で勝ちをものにしたい」と語った。「最後の試合はラジャダムナンでチャンピオンになった試合。2~3年前だと思う」とブランクはあるものの「まずは70kgで王者に。その後、67.5kg、65kgの3本のベルトを獲りたいと思っている」とK-1での3階級制覇をぶち上げた。 アビラルは「今までやってきた中で最強だと思っている。今の王者より強いと思っているので、ここで勝ってタイトルにつなげたい」とビッグネームを踏み台にするつもり。ジョムトーンの「3階級制覇」発言には「そんなにK-1は甘くない。1Rから倒しに行く」と語った。
クルーザー級王者のカリミアンがスーパー・ヘビー級戦で実方宏介と対戦
またクルーザー級王者のシナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM)がスーパー・ヘビー級戦で実方宏介(真樹ジムAICHI)と対戦する。 カリミアンは6月の「THE MATCH 2022」で山下力也に勝利を収め、今回は凱旋試合となる。実方は今年4月に行われた「K-1無差別級トーナメント」に出場。1回戦で石井慧にKO負けしたもののヒザ蹴りで石井の肋骨を折り、準決勝棄権に追い込むなど存在感を見せた。 カリミアンは現在、オランダのマイクスジムで練習中とのことでこの日の会見は欠席。実方はカリミアンについて「現王者なので強いとは思うが、バックブローの選手という印象。2メートルあるので倒しがいがある。パネルだが横に並んでハイキックが当たるかなと思った。去年の7月に左ハイキックで倒しているので、今度は右ハイキックで2メートルの選手を倒したい」と語った。 カリミアンが「1RKO」というコメントを寄せたのだが、実方は「1Rでハイキックで倒したらかわいそうなんで、1Rであばらを折って、2Rにハイキックで倒してやろうと思っている」と逆KO宣言を放った。 この日の会見では出場予定選手だったマハムード・サッタリが練習中のケガにより欠場、「第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場予定だったベイリー・サグデン(イギリス/Suggys Gym)も右足骨折で欠場することが発表された。サグデンに代わりスタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ/Nasos/Mejiro Gym)が出場し横山朋哉(リーブルロア)と対戦する。
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