Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/5bb6a21bf25e8653349614f8ee6afdd40d9877c3
韓国で新型コロナウイルスのデルタプラス株が2件初めて確認された。1人は海外旅行歴がない市中感染者で、すでにデルタプラス株が韓国国内で相当に広がったものとみられる。 中央防疫対策本部は3日、「国内でデルタプラス株事例2人が確認された」と明らかにした。中央防疫対策本部は「1番目の事例は最近海外旅行歴がない40代の男性で、現在まで家族や職場の同僚など接触者を検査した結果同居する家族1人以外に追加の感染はなく、感染経路は調査中」と説明した。2番目の事例は海外からの流入だ。 デルタプラスは韓国を含む世界で優勢株として拡散しているデルタ株(B.1.617.2)の亜種(B.1.617.2.1)だ。ウイルスが人間の細胞に侵入するために使う「K417N」というスパイク蛋白質に新たな突然変異が発生した。デルタ株と密接なつながりがあり世界保健機関(WHO)は別のギリシャ文字で名付ける代わりにデルタプラスと名付けた。 デルタプラスはインドから始まり、6月末に米国、英国、ポルトガル、スイス、日本、ポーランド、ネパール、ロシア、中国などに広がった。 まだデルタプラスについてわかっていることは多くない。デルタプラスはワクチン接種やコロナ感染後に得た抗体を避ける能力がさらに優れているという可能性が提起された状態だ。 インド保健省が6月にデルタプラスに対し3つの懸念される特性に言及したが、最初は感染力の増加で2番目は肺細胞受容体に対する強い結合力(人間の細胞にさらに簡単に侵入する可能性)、単一クローン抗体減少(抗体治療への反応が少なくなる可能性)だ。感染力がさらに強く、既存のワクチンや抗体治療剤の効果を下げる懸念がある。
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