Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/db8a5fcdf1a5a9a629944fd48e6cf4d79bfd5786
マカオ司法警察局は9月24日、このほど広東省公安庁および珠海市公安局と「季風(モンスーン)」作戦と題した特別合同捜査を実施し、マカオ・コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設ホテルなどを拠点に違法買春活動を組織・斡旋(あっせん)していた大規模なクロスボーダー犯罪グループを摘発したと発表。
本作戦を通じ、マカオと広東省の両地で主脳や仲介者を含むグループの関係者ら計47人が逮捕されたとのこと。
同局によれば、このグループは今年(2026年)3月頃から活動を開始し、SNSのチャットグループを活用して売春に従事する女性を勧誘・組織化し、コタイ地区のホテル客室での「業務」をあっせんしていた。女性はグループへの加入料を支払う必要があったほか、1回あたり1000〜2500香港ドル(日本円換算:約2万〜5万円)の統一料金で性的サービスを提供し、仲介者はホテル周辺で通行人へ声をかけたり、ホテルロビー等に女性を待機させて客に選ばせるなどの手口を用いて集客し、警察による捜査を逃れるため、チャット履歴は定期的に削除されていたという。
両地の警察は内偵調査を経て機が熟したとし、23日未明に一斉摘発を実施。マカオ側では捜査員110人を動員し、グループを組織・管理していた中国本土籍の女1人をはじめ、客引きを担当していた14人(中国本土籍の男女13人、香港籍の女1人)、およびホテルの内部情報を漏洩して摘発回避を支援していたネパール籍の警備員の男1人の計16人を逮捕するとともに、5軒のホテルとその周辺で売春従事の女11人と客4人を拘束し、4万5000香港ドル(約90万円)および2000人民元(約4万7000円)の現金、複数台の携帯電話、大量の関連用具を押収した。広東省側でも、広東省公安庁の指揮のもと、珠海市公安局が珠海、広州、深圳、仏山、中山などの各都市で一斉捜査を行い、チャットグループを共同管理していたマカオ籍の女1人を含む関係者31人を逮捕したほか、売春従事の女15人を拘束したとのこと。
グループがこれまで約6ヶ月間で不当に得た利益は少なくとも530万香港ドル(約1億0600万円)に上るとみられる。
同局では、マカオ側で拘束した16人を組織犯罪および買春コントロールなどの罪で検察院送致するとともに、引き続き事件の全容解明に向けて捜査を継続する方針で、今後も両地の警察当局が緊密な情報連携と捜査協力体制を維持し、クロスボーダー犯罪の根絶と社会治安の維持に努めていくとした。


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