Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/cb712710a4edf5c5c2b67c14941816d6ba6ee547
世界経済フォーラム(WEF)は9月16日、2026年版のジェンダーギャップ指数を発表した。日本は前年の148カ国・地域中118位から、145カ国・地域中117位に。主要7カ国(G7)では引き続き最下位となった。 【関連画像】 ●順位は1つ上昇も低水準が続く 26年の世界経済フォーラムによるジェンダーギャップ指数で、日本は145カ国・地域中117位と、前年の118位から1つ順位を上げた。対象国・地域の入れ替わりがあり、単純比較には注意が必要だが、政治分野などにおける格差縮小が要因の一つともいえる。しかし、依然として低い順位にとどまった。 ジェンダーギャップ指数は、政治、経済、教育、健康の4つの分野のデータに基づいて算出され、調査対象国・地域の男女格差の状況を示す。 世界経済フォーラムは、政治、ビジネス、学術といった各分野のリーダー層による対話と協力を促進することを目的とした官民協力の国際機関。 分野別に見ると、経済分野は前年の112位から26年は119位と下げた。スコアは0.609で、前年の0.613からやや低下した。一方で長期的には改善が進んでおり、過去20年間で男女格差は6.4ポイント縮小した。女性の労働力率や専門・技術職、管理職における男女格差が縮小している。 政治分野は前年の125位から121位に上昇した。長期的には女性議員や女性閣僚の比率改善が進んできたことに加え、26年は高市早苗氏が初の女性首相に就任したため、スコアは前年の0.085から0.105へ改善した。政治分野における男女平等がわずかながら前進した。 教育分野は68位。スコアは0.994だった。日本は成人識字率と初等教育就学率でほぼ男女格差がなく、残る主な課題は高等教育就学率だ。男女比率は0.974だった。 健康分野は49位で、長期的に見ておおむね安定している。ただ、多くの国と同様に健康寿命指標における男女平等度は低下傾向にある。 日本は145カ国・地域中117位で、G7では引き続き最下位となった。G7で100位台だったのは日本のみだった。次に低いイタリア(83位)とも34位の開きがある。 スコアは「男性を1」とした場合の女性の位置づけを示す。17年連続で1位となったアイスランドは、唯一、総合スコアが0.9を上回った(0.930)。日本のスコアは0.670。 <上位10カ国の順位とスコア> 1位 アイスランド 0.930 2位 フィンランド 0.872 3位 ノルウェー 0.857 4位 ナミビア 0.845 5位 英国 0.842 6位 ニュージーランド 0.828 7位 スウェーデン 0.823 8位 オーストラリア 0.819 9位 ドイツ 0.817 10位 アイルランド 0.814 <G7の順位とスコア> 5位 英国 0.842 9位 ドイツ 0.817 22位 フランス 0.779 24位 カナダ 0.777 47位 米国 0.749 83位 イタリア 0.708 117位 日本 0.670 <アジア近隣国の順位とスコア> 20位 フィリピン 0.780 31位 シンガポール 0.764 84位 ベトナム 0.707 96位 中国 0.699 101位 韓国 0.693 106位 インドネシア 0.687 117位 日本 0.670 120位 ネパール 0.669 131位 インド 0.645 日経ウーマンでは、ジェンダーギャップ指数に関して引き続き記事を掲載していく予定だ。 構成/菅原実加(日経ウーマン編集部)









