Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/35f89ab62b878c9870e39e97fcdfa812e6dd5885
島根県江津市の県立江津工業高校で2月24日、市内の日本語学校に通う留学生たちを招いた交流会があった。ネパールやバングラデシュなどから来日している全留学生60人が午前と午後の部に分かれ、生徒たちのガイドを受けて実習棟を見学した。 【写真】ドロドロに溶けた鋳鉄を流し込んだ型に見入る留学生たち=2026年2月24日午後2時25分、島根県江津市江津町、高田純一撮影 交流会は「コウギョウを見に行こう」と名付け、近くの「はなまる日本語学校島根校」で学ぶ留学生を受け入れた。 留学生たちは、建築用の製図や、コンピューター制御で金属を加工するマシニングセンタ実習、放電実験などの設備を見学。専用のゴーグルと器具を使った「バーチャル溶接」の体験では、教員から「金属をキャンドルのように溶かしてつなぐ」と解説を受けた。 鋳造実習では、ドロドロに溶かした鋳鉄を型に流し込む「鋳込み(いこ)作業」を江津工の生徒らが披露した。流し込む際に鋳鉄から火花が散る様子に、留学生たちは驚きの声を上げながら食い入るように見つめていた。 サイラス・シングさん(20)はインドの高校を卒業後、昨年4月に来日した。プログラミングした機械で金属に名前を彫り込む工程を見学したことに触れ、「将来はプログラミングの仕事に就きたいが、刺激になった」と語った。 江津工の楫野哲央(かじのあきひろ)校長は「生徒が学ぶ専門技術を間近に見てもらうことで、自動車整備やものづくりの道を志す留学生の意欲を後押しし、将来への可能性を広げる一助となればうれしい」と話していた。(高田純一)
朝日新聞社

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