Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/27c1ebf5e25cc456009dfa015d5099923b2212d1
これは鹿屋市に住む外国人の数を示したグラフです。今年は1456人でここ5年でおよそ2倍に増えました。
製造業や農業など大事な働き手として県内に住む外国人は年々増えていて、県全体では2万人を超えました。
■近くの小学校でも日本語を教える
和田さんは週1回、近くの小学校でもベトナムから来た子どもに日本語を教えています。
去年から鹿屋市で暮らす兄フォン君は4年生、妹ゴックちゃんは2年生ですが、2人とも1年生のレベルの日本語から学んでいます。
(和田友美さん)「教科で使う言葉が分からないので、全然授業についていけない。大変ですよね」
■深刻な教員不足「人的な派遣は厳しいと」
教員不足が深刻な学校現場。日本語が話せない子どもへの対応は十分とは言えません。
(西原台小学校 西康人校長)「教育委員会からは人的な派遣は厳しいとのことだったので、和田さんに相談したところ、快く引き受けてもらい、非常にありがたい」
■フォン君の将来を見据えて
フォン君とゴックちゃんの母親チャンティー・ルアさん(33)。
6年前に来日し介護施設で夜勤を担当しています。去年、夫と子ども2人をベトナムから呼び寄せました。
(和田友美さん)「どんな宿題が出ている?」
(チャンティー・ルアさん)「ときどき数学以外もあるけど、私も分からないから教えられなかった」
和田さんはこの日、高校進学を見据えて長男・フォン君の勉強を頑張るようルアさんにアドバイスしました。
(和田友美さん)「5年、6年ですぐ中学校。中学校から高校はあっという間。高校に行く力をつけないといけないけれど、フォン君は将来の夢は?」
(チャンティー・ルアさん)「将来の仕事はパティシエ。家でも自分作っている」
■外国人と地域の人たちをつなぐ活動
和田さんは副会長を務める町内会でおととしから地域の運動会に外国人を招待。外国人と地域の人たちをつなぐ活動にも力を入れています。
毎週金曜に行われるイスラム教の集団礼拝です。地域に住むイスラム教徒の増加を受け町内会が公民館を貸しています。和田さんの活動のきっかけになったファリドさんの姿もありました。
(パキスタン出身 ファリド・アハメドさん)「公民館で(礼拝を)すれば、日本と外国人のコミュニティがコミュニケーションできる。良い関係になる」
(札元1丁目町内会 宮下仁司会長)「とにかく普段の付き合いを外国人だろうと日本人だろうと一緒に接していきたい」
(和田友美さん)「お隣にいる外国の方にちょっと声かけする。そこからコミュニティが広がる。自分たちもそうだった」
■「多文化共生」それは “町内会活動”
和田さんが理想とする「多文化共生」。それはさまざな世代がともに地域をつくる“町内会活動”と同じだと考えています。
(NPO法人「マザリープロジェクト」 和田友美代表・50)
「世代が違えば異文化。私も娘が言っていることは分からない」
「それに言葉の問題が入るだけで、そこに分け隔てはない」
増える外国人とどのように共生していくのか。「ちいきのチカラ」が試されています。
南日本放送
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