Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/240286dfbb116a7313d315ea34227d18a9de4562
ネパールと中国の国境地帯を襲った土石流災害から1カ月。現地で支援活動をした神戸市のNPO法人「CODE海外災害援助市民センター」の事務局長らが27日、同市内で報告会を開いた。
【写真】避難所となった中学校で通訳を介して被災した先生(左)から状況を聞くCODE事務局長の吉椿雅道さん(中央)=ネパール中部ヌワコット郡、CODE海外災害援助市民センター提供
オンラインを含めて約40人が参加。ネパール中部のヌワコット郡などに滞在したCODE事務局長の吉椿雅道さん(58)と、CODEでインターンシップの経験がある神戸学院大4年の玉地紘樹さん(21)の話を聞いた。
「3階建ての大学の校舎が埋まり、屋上部分だけが地面から見えていた。町が埋まるとは、信じがたかった」と玉地さん。家が流され、母と姉の行方がわからなくなった大学生が、高台の上から土石流に飲み込まれた町を眺めていたという。
吉椿さんは、首都カトマンズの寺院で会った30代の女性について話した。8歳の娘と義理の妹しか無事を確認できていないという。娘は、家族が亡くなったことを知らされておらず、車のおもちゃにまたがり遊んでいた。「夜も眠れずつらそうで、それ以上話を聞くと、涙が止まらなくなりそうだった」
今後の支援について、吉椿さんは「住む場所や家族をなくし、行く当てのない人が大勢いる。身寄りのない子どもに里親を紹介するような制度も必要になる。他のNGOなどと連携して進めたい」と話した。「日本にも災害で家族を亡くすつらさを知っていて、共感できる人がたくさんいるはず。ネパールの災害にも関心をもってほしい」と訴えた。
CODEは被災者支援の寄付金を募っている。銀行振り込みは、ゆうちょ銀行〇九九店〈店番099〉で、口座番号は当座0330579、CODE。備考欄に「ネパール」と明記する。クレジットカードを利用し、ホームページからも寄付できる。問い合わせはCODE(078・578・7744)まで。(橋本龍之介)
朝日新聞社

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