Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/07bbe25a67a8a81bdbdf15e5b0e4da28b399968f
配信、ヤフーニュースより
10万人に1人という悪性腫瘍と戦うネパール人の留学生を応援しようと支援の輪が広がっています。 「ケサブさんのために ぜひご支援をお願いします」 今月24日、高知市で行われたのは悪性腫瘍で闘病中の留学生カナル・ケサブさんを支援するための募金活動です。 ケサブさんはネパール出身の25歳。日本人観光客が多く訪れるネパールでは日本語を話せることが就職や起業するうえでプラスになると言われています。将来は日本とネパールを結ぶ衣料品や装飾品の貿易に携わりたいとの夢を胸に、ケサブさんも日本語を学ぶためおととし来日しました。 地元の日本語学校で紹介してもらった高知市の専門学校「国際デザイン・ビューティカレッジ」に入学。卒業後の今年4月からは千葉の学校で経済を学ぶ予定でした。 しかし… 以前から胸の痛みを訴えていたケサブさんは去年12月に高知市の病院を受診。左右の肺の間に腫瘍ができる「縦隔腫瘍」という10万人に1人といわれるがんが見つかったのです。 ケサブさん(学校の教室で) 「明日から私は入院します。重い病気ですが頑張って治りたいと思います。今まで皆さんありがとうございました」 抗がん剤による治療で生活費をまかなうアルバイトもできず、高額な手術費もケサブさんにとっては大きな負担になります。そこで立ち上がったのがケサブさんと一緒に学ぶインドネシア出身のキエル・イェヘスキエルさんと留学生仲間でした。 キエル・イェヘスキエルさん 「ケサブさんは私の仲間。病気になったけど私もケサブさんも絶対治りたいと思ってます」 支援の輪はこんな所にも… サンフォ・ラシィナさん 「(去年の)12月に学校、一緒に3週間だけど勉強させてもらって仲良くなりました」 野球選手になる夢を叶えようと8年前、15歳の時に西アフリカのブルキナファソからやってきた高知ファイティングドッグスのサンフォ・ラシィナ選手です。 読み書きが苦手なラシィナ選手は試合がないオフシーズンを使って日本語短期コースで3週間だけケサブさんと机を並べました。 日頃からドッグスのボランティア活動を手伝っているケサブさんを応援しようと、ラシィナ選手とスタッフも駆けつけたのです。 募金活動を始めてきのう(26日)までにおよそ450万円が寄せられています。 キエル・イェヘスキエルさん 「絶対ケサブさんの病気は治ります。きょうの募金活動を通じて応援してもらえたらうれしいです。(応援の)お気持ちをもらえたら、ケサブさんもがんばれます」 国境を超えた支援の輪。募金は龍馬学園や県内のブックオフのほか、銀行振込でも受け付けています。
高知さんさんテレビ
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